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Sexy Zone新作「初週売り上げ自己最高」の背景にある“菊池風磨の大躍進”

文=与良天悟(よら・てんご)

Sexy Zone新作「初週売り上げ自己最高」の背景にある“菊池風磨の大躍進”の画像
Top J Records公式サイトより

 Sexy Zone・菊池風磨の勢いがますます増している。

 今年はTBS系火曜ドラマ『ファイトソング』で主人公の幼なじみで“恋の当て馬”役を好演したのに加え、年内公開予定の映画『もっと超越した所へ。』では前田敦子演じる主人公のヒモ彼氏役で出演。9月には、昨年に続いて主演を務めるミュージカル『DREAM BOYS』も控える。

 また、3月には『営業時間外に秘密アリ!』(テレビ東京系)、『菊池風磨の許せないTV』(フジテレビ系)と、MCを務める特番が2番組も放送。さらには、P&Gジャパンの洗濯洗剤「ボールド ジェルボール 4D」の新CMキャラクターにこの2月から起用されたのに続き、3月からはSexy Zoneの中島健人とのペアで「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」のCMに出演。5月からはフリマアプリ「楽天ラクマ」のCMにも起用されるなど、如実に露出が増している。

 菊池の人気上昇はグループにもいい影響を与えているようだ。

「Sexy Zoneが6月1日にリリースした通算8枚目のオリジナルアルバム『ザ・ハイライト』は発売1週目に約14.1万枚を売り上げ、オリコン週間アルバムランキングで1位を獲得しています。デビューアルバムから10作連続、通算10作目の1位というのもさすがですが、注目すべきは売り上げ枚数。これまでリリースしたオリジナルアルバムの中で過去最高の初週売り上げなんです」(芸能関係者)

 『ザ・ハイライト』はオリジナルアルバムとしては約2年4カ月ぶりの新作で、80年代~90年代をテーマにした作品。秦基博が手がけた「夏のハイドレイジア」といったシングル曲も収録されるが、『大豆田とわ子と三人の元夫』主題歌を制作したことでも話題になったSTUTSとbutajiのコンビや、Nulbarich、iriなども楽曲提供している。ジャニーズがユニバーサル ミュージック傘下に2020年に立ち上げたTop J Recordsに移籍してからは初のオリジナルアルバムだ。

「現在、Sexy Zoneはメンバーのマリウス葉が体調不良のため芸能活動を休止し、4人で活動しているが、『ザ・ハイライト』は、オリジナルアルバムとしては前作『POP×STEP!?』の初週の13.1万枚よりも売り上げを1万枚以上伸ばしています。Sexy Zoneは、Top Jに移るまでの5年ほどはシングルも初週10万枚を切ることもあるなど伸び悩んでいたが、移籍以降は初週20万枚超えを連発しており、絶好調。昨年3月のベストアルバム『SZ10TH』の初週18.6万枚には及ばなかったものの、概ね右肩上がりと言えますね」(音楽ライター)

 デビュー11年目にしてオリジナルアルバムの初週売り上げ枚数の記録更新を果たした要因は何なのだろうか。

「ひとつ言えるのは、サウンドやビジュアル面での打ち出し方の変化でしょう。Top Jに移ってからはより大人っぽい音楽性であったり、トレンドを意識したクリエイティブが目立つようになり、簡単にいえば“オシャレ”になった。10代でデビューした彼らはようやく20代後半のメンバーが中心となり、本人たちがやりたい方向性も背伸びすることなく自然になじむ。移籍以降、明らかに『興味なかったけど最近のセクゾの曲かっこいい』『近年の曲すごいオシャレですき!』といった声が増えました。今回の『ザ・ハイライト』も流行りの80s~90sレトロをコンセプトに据え、音楽性だけでなくファッションや映像も統一感があり、ある種の“ジャニーズらしさ”だったダサさやトンチキさが鳴りを潜めていて、従来のファン以外にアピールできている部分もあるのでは」(同上)

 加えて、菊池の人気上昇も大きく後押ししているようだ。

「やはりバラエティで“カッコいいだけじゃなく、おもしろい人”だと認識されるようになり、菊池のキャラクター自体が脚光を浴びたことが大きい。単独CMが増えたり、菊池の冠番組ができたのは、まさに人気が上昇している証拠。

 嵐・二宮和也とは2020年から『ニノさん』(日本テレビ系)でレギュラーとして絡んでいたが、昨年4月に始まったYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』のインパクトもでかい。登録者数330万人、総再生回数は5億回近いこの人気チャンネルのメンバーなわけですからね。今年の『24時間テレビ』(同)では『ジャにの』の4人でメインパーソナリティも務めますが、『ジャにの』のメンバーではKAT-TUNの中丸雄一も人気上昇中で、いまジャニーズでもっとも勢いのある面子。中でも菊池は、ひな壇でもMCでも活躍できるバラエティの才能があり、芸人にとってもイジりやすいキャラクターだけに、使いたいと考えるテレビマンは多い。業界内での評判のよさも、菊池の今の勢いの追い風となっているでしょう」(前出の芸能関係者)

 菊池以外も、個々の活動が活発化しているSexy Zone。メンバーの総合力が高まっていることが、何よりグループの今の勢いの最大の推進力となっているのかもしれない。

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与良天悟(よら・てんご)

与良天悟(よら・てんご)

1984年、千葉県出身のウェブメディア編集者。某カルチャー系メディアで音楽や演劇を中心にインタビューなどを担当するほか、フリーで地元千葉県の企業の記事なども請け負っている。

最終更新:2022/06/14 16:37

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