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来秋朝ドラ『ブギウギ』ヒロイン大本命は大阪出身の小芝風花? 北海道民も“ドキドキ”するワケ

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NHKに愛されている小芝風花

 NHKは6月24日、2023年後期の朝ドラを発表した。「東京ブギウギ」「買物ブギー」などの名曲で知られる戦後の名歌手・笠置シヅ子をモデルとした『ブギウギ』を制作する。

 現在放送中の『ちむどんどん』は黒島結菜、次作の『舞い上がれ!』は福原遥、2023年春の『らんまん』は神木隆之介が主演(妻役は浜辺美波)だが、『ブギウギ』は誰がヒロインになるのか?

「例年、秋スタートのドラマは大阪制作で、『ブギウギ』の物語の舞台は、笠置シヅ子の出身地の香川に加え、大阪と東京。シヅ子はコテコテの関西弁なので、ヒロイン候補の筆頭は大阪出身の小芝風花でしょう。大手芸能事務所のオスカーが大プッシュする小芝は、2019年放送の『トクサツガガガ』(NHK)が大好評で、ナレーションやナビゲーターでもたびたび起用されており、NHKの大のお気に入り。YouTubeではギターの弾き語り動画を公開しており、歌も歌えますしね。

 女優としての勢いを買えば、伊藤沙莉も有力候補です。20代にして約20年の芸歴を誇る伊藤は、『ひよっこ』を始めとしてNHK出演歴も豊富。歌のイメージはありませんが、昨年には『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)特番で歌を披露しています。このほかには森七菜、岸井ゆきの、元・乃木坂46の生田絵梨花らの名前も挙がっていますが、大本命は小芝でしょう」(芸能関係者)

 これまでスキャンダルとは無縁で、元気いっぱいのイメージの小芝は、いかにも朝ドラのヒロイン向き。波瑠(『あさが来た』)、芳根京子(『べっぴんさん』)、杉咲花(『おちょやん』)など、東京育ちでも見事な関西弁で演じてみせたヒロインはいるが、ネイティブな関西弁を話せるのも強みだ。

 その一方で、「ブギウギ」というキーワードに鋭く反応したのは北海道民だ。

「北海道には『ブギウギ専務』というSTV札幌テレビのローカル番組があり、道民にとっては“ブギウギ=専務”です。それゆえ、今回の朝ドラのタイトルが発表されると、北海道民の間ではかなり話題になりました。『ブギウギ専務』は“上杉ポンプ商会”という架空の会社が舞台で、“ウエスギ専務”こと上杉周大と、“係長”のダイノジ・大地洋輔がいろいろな企画に挑む体当たりのロケ番組。地元ではかなりの人気番組で、足掛け15年近くも続いており、DVDも発売されています。

 北海道のローカル番組発のスターといえば、言わずと知れた『水曜どうでしょう』の大泉洋が圧倒的に有名ですが、『ブギウギ専務』の上杉も道内では知らぬ人はいないローカルスターで、日本ハムファイターズの公式応援歌も歌うほど。朝ドラのタイトルが“ブギウギ”になったのは千載一遇のチャンスですから、これを機になんとか上杉がブレイクできないか、道民の期待は高まっています」(テレビ情報誌記者)

 NHKによれば、ヒロインはオーディションで決まり、クランクインは来年の春を予定。北海道で視聴率を稼ぐには、“専務”を使う手もありかも。

木村之男(芸能記者、TVウォッチャー)

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら

最終更新:2022/07/01 08:00
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