【ガーシーまとめ】動画の強制削除などトラブル続発も…参院選「当選」に現実味

議員バッジに現実味…10日が運命の分かれ道に

　6日には、東谷の顔写真がプリントされたNHK党の街宣車「ガーシー号」に男が黒スプレーを噴射する事件が発生。午後6時ごろに立花孝志党首が街頭演説をしていた最中の出来事で、東谷の写真が真っ黒に塗り潰されたほか、男は身柄を確保された後も街宣車を蹴るなどしていた。

　Twitterでは同日、逮捕された男と同じ格好の人物が「私は日本人である。日本人であるからには、ガーシーなる国を乱す国賊は許せない。本日、18時に行動的攻撃活動を行う」などと“犯行予告”をしている動画が出回っていた。

　同日、東谷はライブ配信で「俺のことを爆破するとか、刺すとか言って脅迫してきてるやつがいるらしい」とも明かし、何者かに脅迫行為を受けていることを告白。スプレーを噴射した男について「ああいう過激なやつが投票日が近づくにつれて増えてくるんやろな」とも語った。

　時事通信社が4日に「NHK党、1議席確保をうかがう」と情勢を報じるなど、東谷の当選が現実味を帯びてきたことで、過激な勢力から標的にされやすくなっている状況もあるのだろう。

　もし当選すれば、国会議員の「不逮捕特権」を盾に現在ドバイにいる東谷が帰国する可能性があるほか、政治家の公式アカウントとなればYouTubeやSNSのBANも簡単にはできなくなるとみられる。いずれにせよ、東谷にとっても10日の投開票は運命の分かれ道となりそうだ。