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Travis Japan、年内帰国&来年デビュー確定? 関係者が思わずポロリ…

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事務所公式サイトより

 先日はアメリカの人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に出演したことが話題を呼んだジャニーズJr.の人気グループ・Travis Japan。今年3月下旬より日本での活動を休止してアメリカ・ロサンゼルスに“無期限”留学中だが、どうやら年内にも帰国することが決まっているようだ。

 ジャニーズ事務所の“デビュー予備軍”であるジャニーズJr.の中でも、次のデビューが有力視されるグループのひとつがTravis Japanだ。

「なにわ男子と共に『西のなにわ、東のトラジャ』などとも呼ばれ、ジャニーズJr.ながら単独で全国ツアーも行えるほどの人気を誇ります。なにわ男子のデビューが発表されるまでは、次はなにわか、それともトラジャか、あるいはまた同時デビューか?などと囁かれてもいました。なにわ男子が昨年11月にデビューしたことで、トラジャのデビューへの期待は否応なく高まる中、突然の海外留学にはファンも戸惑ったのですが……」(アイドル誌編集者)

 もっとも海外留学は当初から予定されていた“スケジュール”だったという。

「もともと事務所内では以前から話が出ていて、当初は2020年内に出発予定だったもののコロナ禍で延期したという事情があります。今年3月下旬からの留学の前には、Snow Manの向井康二がテレビ朝日系ドラマ『特捜9』のシーズン5から新レギュラーになるとの発表がありましたが、このドラマにはトラジャの宮近海斗が鑑識員役で出演中で、向井の出演決定はある意味で宮近の“バーター”。案の定、今年4月から始まったシーズン5では、宮近演じる佐久間は『海外研修中』ということで姿がありませんでした。メンバーの中村海人も4月から放送するドラマの撮影をすでに終えていたりと、事前に仕事の整理とスケジュール調整がしっかりなされ、留学に向けて入念に準備が進められていたことがうかがえます」(芸能記者)

 そして当然というべきか、「無期限」を謳う留学ながら、帰国の“スケジュール”についても事前に決まっている様子だという。出国直後には「週刊女性」(主婦と生活社)が「すでに年内の帰国チケットも購入済み」と報じてもいたが……。

「Travis Japanは、マイケル・ジャクソンの振り付けも務めたプロダンサーのトラヴィス・ペインが2012年に選抜したメンバーからなっており、グループ名もトラヴィス・ペインの名前に由来するのですが、そのトラヴィスが同じくダンサーのステイシー・ウォーカーとやっているポッドキャストの中で、トラジャの話が出てきたんです。

 7月23日配信回では、向こうで久しぶりにトラジャの面々と再会したことを明かしているのですが……彼らについて、日本から来て今は英語やダンスを勉強している、いろんなダンスの大会に挑戦しているなどとリスナーに紹介する際、ステイシーが『7~8カ月くらいね』と留学期間について言及したんです。3月下旬に出発したことを考えれば、早ければ10月末、遅くとも12月には帰国すると見られ、『年内の帰国チケットも購入済み』という話にも信憑性が出てきます。さらにファンのひとりがステイシーにSNSで“直撃”し、留学期間が7~8カ月というのは本当か?と確認したところ、ステイシーが『そうだと思う』と回答したとDMのやり取りを紹介しています。トラヴィスもステイシーも長らくジャニーズ事務所と仕事で関わっている人物ですし、あと数カ月で留学は終了というのは事実と見ていいのでは」(前出・アイドル誌編集者)

 さらに気になる発言もあったようだ。

「現地でオリジナル曲をレコーディングしているという話も飛び出したんです。もちろんジャニーズJr.も人気グループとなればオリジナル曲は用意されますが、わざわざLAでレコーディングをしているということは、やはりすでにデビューが見えているからでは。年内に帰国し、どこかで2023年のデビューを大々的に発表する……といったところでしょう。ここ最近は“公演中にデビュー発表”というパターンが続いているので、凱旋ツアーを行い、その中でアナウンスされるかもしれませんね」(同上)

 過去に滝沢秀明副社長はTravis Japanについて「海外に通用する、ジャニーズ初のアイドルグループになってほしい」とコメントを寄せていたが、この言葉どおり、ジャニーズ積年の夢を叶えるのが彼らになる可能性もあるという。

「そもそも“留学”としながら、LAでオーディション番組やダンス大会への挑戦などの“活動”をさせているのは、現地のレーベルやエージェントへのアピール的な側面が強いのかもしれません。

 ジャニーズ事務所はこれまで、あおい輝彦が在籍した4人組グループのジャニーズや、少年隊らがアメリカのレーベルと契約し、海外デビューを予定していましたが、どちらも頓挫しています。特にジャニーズについては、渡米中に契約が決まり、現地でアルバムを録音。67年に1枚だけシングルがアメリカで発売されていますが、そのほかはお蔵入りとなりました。山下達郎さんが音源を持っているらしく、ジャニー喜多川氏が亡くなった際に追悼の意味を込めてラジオで流したこともありますが、未発表曲のうちのひとつ『Never My Love』は67年にレーベルメイトだった白人グループが歌い、なんと全米チャート最高2位の大ヒット。『20世紀のアメリカでテレビ/ラジオでもっとも流れた曲』の2位にもなりました。この曲はのちにA.B.C-Zが主演舞台のテーマソングとして“カバー”していますが、あの時ジャニーズがこの曲をリリースしていれば……。ジャニー氏にとっても大きな後悔のひとつとなったのは想像に難くない。ジャニーイズムを引き継ぐ滝沢副社長にとって、Traivs Japanをアメリカ留学させたことには、ただの修行以上の意味合いがあるような気がします」(音楽ライター)

 『アメリカズ・ゴット・タレント』では観客のスタンディングオベーションを受けるなど大盛況を受けながら次のステージへの進出を決め、世界最大級のダンス大会『WORLD OF DANCEチャンピオンシップシリーズ』ではアメリカでの全国大会で4位、世界大会ではチーム部門で9位入賞となるなど、得意のダンススキルで大活躍しているTravis Japan。年内に帰国するとしても、ジャニーズ事務所の大きな夢を抱えてまた海外へと羽ばたく日はそう遠くなさそうだ。

宇原翼(ライター)

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。

うはらつばさ

最終更新:2022/08/01 11:00
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