日刊サイゾートップ > エンタメ > アイドル > STARTO（旧ジャニーズ） > トラジャ、今度はMV撮影が“情報漏洩”

「文春デビュー」Travis Japan、デビュー曲MV＆衣装もネットに“情報漏洩”の災難続き

2022/10/11 11:00

Travis Japan

　ことごとく“サプライズ”が潰されてしまうとは……。

　10月28日に全世界配信されるデビュー曲をもってメジャーデビューする7人組ジャニーズJr.グループ・Travis Japan。10月10日正午には公式TwitterとTikTokアカウントが開設され、待望のデビュー曲のタイトルが「JUST DANCE!」になることが発表された。14日午後にはiTunesでのプリオーダーが開始され、事前の予約注文をした人には特典としてデジタルブックレットがプレゼントされるという。

　Travis Japanは2020年5月にInstagramアカウントを開設しているが、デビュー発表前はフォロワーを数が80万台だったものの、現在は98万人と100万の大台が間近。開設したばかりのTwitterもフォロワー数があっという間に10万人を突破しており、彼らへの期待が高まっていることがうかがえる。

　YouTubeには、「JUST DANCE!」のイントロと思しきライブ感あるサウンドと共に「TJ」「行くぞ！」「騒げ！」と煽る声も聞こえるティザー動画も公開。ファンからは「本当にデビューするんだな　実感湧いてきた…！」「興奮して寝られない」「夢じゃなかったんだ」と喜びの声が相次いでいるが、一方で、残念な展開もあったという。

「トラジャは今年3月からアメリカ・ロサンゼルスに留学中ですが、発表数日前の10月7日、LA在住者が『日本のポップグループがベニスビーチのスケートパークでミュージックビデオを撮影しているんだけど、何てグループか知ってる人？』という文章と共に動画をTikTokに投稿。そこには、公開発表されたアーティスト写真と同じ衣装を身に着けたトラジャらしきグループが踊っている姿があり、確かにミュージックビデオの撮影風景のようでした。さらにサビ部分と思しきダンサブルな楽曲も聞こえてきており、『トラジャのデビュー曲がネットに流出している』とネットで騒ぎに」（アイドル誌記者）

　Travis Japanといえば、デビュー発表の前夜、ユニバーサルミュージックグループ傘下の大手キャピトル・レコードと契約してデビューすることが近日中に発表されると「文春オンライン」（文藝春秋）にすっぱ抜かれてしまったのも記憶に新しいところ。デビュー決定という最大のサプライズを週刊誌に抜かれてしまったことで、ネットでは、ハワイで記者会見をした嵐、羽田空港で記者会見をしたなにわ男子らと比べられ、「文春デビュー」という不名誉な称号を贈られてしまった。

「それに続いての“情報漏洩”騒ぎということで、ファンからは同情の声が多く上がっているほか、『事務所は情報管理もっとしっかりやって！』と憤慨する声もチラホラ。しかし、“文春デビュー”の件はともかく、今回は仕方ない面もありますね。MVの撮影風景を公開したアカウントはスケーターのようで、日々スケボー動画をアップ。そしてトラジャが撮影していたスケートパークは、観光地であるベニスビーチの中でも有名な場所で、入場料もかからないため常に人がいるようなところです。一応、撮影隊は朝からスケートパークを封鎖していたようですが、現地の人間に目撃されてしまうのは致し方ないでしょう」（同）

　現地レーベル側としては宣伝の側面もあるという。

「やろうと思えば幕で覆うなどして撮影風景を見られないようにすることもできるはずですが、現地のスケーターの反感を買うでしょうし、そもそも屋外でミュージックビデオを撮影している場合、情報が漏れ伝わるのはアメリカの音楽業界では珍しいことではなく、ビヨンセ級のアーティストですら起こっています。むしろネットで騒がれることで期待感を煽る意味もあり、現地レーベルの人間からすると勝手に宣伝してくれているようなもの。コメント欄を読むかぎり、撮影風景をアップしたアカウントの人間は、本当にトラジャのことを知らない人物だったようですから、そういう人にも注目してもらえたという意味ではよかったとポジティブに考えたほうがよさそうです」（音楽ライター）

　ジャニーズグループとしては初の試みとなるデジタル配信でのデビュー。公式でもわざわざ「デビューデジタルシングル」と銘打っているが、デビューにあたって入念な戦略が立てられていることを期待したいものだ。