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2023年末に『笑ってはいけない』後継番組がスタート? ダウンタウンの“復帰”に日テレが本腰

文=小林真一(こばやし・しんいち)

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ダウンタウン

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の特別番組として、2006年から20年まで15年間に渡って放送された『絶対に笑ってはいけないシリーズ』。日本テレビの年越し番組として大人気となり、大みそかの視聴率で11年連続で民放トップの座を誇り続けてきた。

 しかし、2021年には放送を“休止”。2022年末も放送はなく、東野幸治とナインティナインがMCを務めるバラエティー『笑って年越し!世代対決 昭和芸人vs平成・令和芸人』が予定されている。

 昨年、日本テレビ系では『笑ってはいけない』の代替番組として『笑って年越したい!笑う大晦日』が放送されたものの、テレビ朝日系の『ザワつく!大晦日』に民放視聴率1位の座を譲ることになった。

「日テレは『笑ってはいけない』放送休止の明確な事情を説明していませんが、BPO(放送倫理・番組向上機構)の『痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー』に関する審議入りの公表が要因なのは間違いない。ダウンタウンの松本人志さんは、自身の番組でBPOの関与を否定していますが、所属先の吉本興業から具体的に言及することにNGが出ているという話です。また、同番組は多くの大物ゲストが目玉として登場するので、BPOによって審議が行われたら各方面に迷惑をかける事になる。総合的に判断して、正式発表はないものの、日テレ社内では『笑ってはいけない』シリーズは2020年を持って“終了”したことになっています」(民放関係者)

 しかし、その代償は大きかった。代替番組の『笑って年越したい!笑う大晦日』は、前年より10%近く視聴率を落とすなどマズ過ぎる結果に。

 そこで、日本テレビは、ダウンタウンを起用した新番組の構想をすでに練り始めているという。

「今年の大みそか特番『笑って年越したい!』は、同局の人気番組『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』のダーツの旅をはじめ、『有吉ゼミ』や『世界の果てまでイッテQ!』とのコラボが発表されている。正直、他力本願でしかなく、特番としては放送前から“終わっている”印象です。視聴率も前年より落ちるだろうと言われています。日テレとしてはこれ以上、大みそかに恥を晒すわけにいかず、ダウンタウンを起用した新番組の製作委員会がすでに立ち上がったようです」(同上)

 もはや、年末に笑っていられない日本テレビ。若手社員や外部制作会社からも、番組企画案を募集しているという話だ。

「2023年には、ダウンタウンの2人が揃って60歳となり、還暦を迎える。記念すべき年ということもあり、23年の大みそか番組へのダウンタウンさんの“復帰”はすでに内定済みとの話です。企画案は社内で募集される模様で、さらに外部の制作会社からも募るとか。
 
 ただ、ダウンタウンさんはTBS系で『笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ』や『お笑いの日』、フジテレビ系では『IPPONグランプリ』などさまざまな特番に出演していますから、内容がかぶるのはNG。なおかつ過激な罰ゲームも避けるので、企画は相当絞られることになりそうです」(スポーツ紙記者)

 また、上層部からはさらに厳しい“条件”も現場に課せられているという。

「『絶対に笑ってはいけない』シリーズはDVDの売り上げもよく、見逃し配信でも人気が高い。ダウンタウンさんを起用の新番組も、DVD化は必須条件だそうです。いくら予算をかけてもいいと言われているようですが、あまりに縛りが多すぎて、製作委員会に名を連ねるプロデューサーたちは頭を抱えています」(民放関係者)

 ただし、一度ヒットしてしまえば“ドル箱”コンテンツになることは、過去の例を見ても間違いない。番組の企画立案者になるべく、若手社員を中心に鼻息は荒い様子だ。

「テレビマンとしては、企画が採用されれば大きなチャンスですし、若手のディレクターは下剋上できると興奮している。ダウンタウンを使って番組を作れるのは現在のテレビ業界ではごく限られたエリートのみなので、なんとか自分の企画を通したいというスタッフが多いんですよ。1年後の番組ながら、すでに社内では大きな盛り上がりを見せています」(日本テレビ関係者)

 “終了“から1年が経っても、さまざまな波紋を呼び続けている『絶対に笑ってはいけない』シリーズ。来年の今ごろは、日本テレビが大みそかの絶対王者にもう一度返り咲くことができるのか?

小林真一(こばやし・しんいち)

小林真一(こばやし・しんいち)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

最終更新:2022/12/31 12:00

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