日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > スポーツ紙とジャニーズの“癒着”の実態

「ジャニオタ記者には天国」 性加害報道に触れないスポーツ紙とジャニーズの“癒着”の実態

「ジャニオタ記者には天国」 性加害報道に触れないスポーツ紙とジャニーズの“癒着”の実態の画像
ジャニーズ事務所

 ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川前社長による性加害を元ジャニーズJr.が訴えた記者会見の報道について、4月28日に行われた定例会見でフジテレビの港浩一社長が言及したことを、「共同通信」が報じた。

 記事によると、港社長は「一般論として性加害は許されない。ただ本件については事実関係がよく分からず、コメントは差し控える」と、具体的な言及は避けたという。

 また小林毅専務は「この件に限らず、どういうニュースをどう扱うかはそれぞれの事案ごとに判断している」と説明。元ジャニーズJr.による告発会見を受け、ジャニーズ事務所は関係各所に「問題がないとは思っていない」などとして相談窓口を設けるなどの対応を講じていると説明する文書を送ったことが報じられたが、フジテレビはこのジャニーズ側の対応については23日の地上波のニュースで報じたとしている。

「4月に入って各局では定例会見が行われており、ジャニーズ問題についての質問が飛んでいるが、それを記事にしているのは、元ジャニーズJr.の告発会見をすぐに取り上げた共同通信だけ。週刊誌はウェブ版の記事で性加害問題に関する記事をそれぞれ掲載しているが、その一方で、各スポーツ紙はまるで性加害疑惑などなかったかのようにスルーし続けている。退所や熱愛の噂などは取り上げるのにそこは避けるというのは外野から見ればおかしな話だろうが、スポーツ紙は長年ジャニーズと癒着しているので書けるはずがない。“ジャニーズ事務所が対応に動いた”とする内部文書については民放ですら一斉に報じたが、各スポーツ紙はこれも完全に黙殺している」(週刊誌記者)

 所属タレントの結婚、グループの脱退、退所などについては長年、ジャニーズ事務所の発表を各スポーツ紙が一線の横並びで報じるのが慣例となっている。

「スポーツ紙の記者から話を聞いている限りでは、ガチンコでジャニーズ事務所の担当記者が取材に奔走したのは、『日刊スポーツ』と『スポーツニッポン』が2016年1月にスクープしたことが発端となったSMAPの分裂・解散騒動ぐらいだった」(同)

 では、各紙のジャニーズ担当記者はどのような恩恵を受けているのだろうか。

「枚数は決まっているが、ファンクラブの会員たちが大枚をはたいても取れない各グループのチケットを優先的に手配してもらえる。誕生日には自宅に高価な贈り物が届くのが歴代の担当の申し送り。スポーツ紙だけの囲み取材が行われることもしょっちゅう。昔は担当は男性記者が大半だったが、最近では女性記者も少なくないとか。ジャニオタの女性記者にとっては毎回の現場が“天国”だろう。担当記者は、取材を通して親近感が芽生えたメンバーの名前をいつの間にか下の名前で呼ぶようにもなる。

 出張の際は新幹線はグリーン車、飛行機はビジネスクラスが当たり前だとか。昔、自分が担当記者の代わりに取材に行かされた時は、いきなりジャニーさんとの食事会で、初対面にもかかわらずジャニーさんから『さあさあ、召し上がって』と声をかけられ、高級なすしを食べた。あんなことを繰り返していたらジャニーズに批判的な記事を書けなくなるのも当たり前だろう」(元スポーツ紙記者)

 この先、藤島ジュリー景子社長がこの件について公式声明を発表したりしない限り、各スポーツ紙が報じることはなさそうだ。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2023/05/01 09:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed