トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 「ギャンブル枠」指原莉乃も参戦?

指原莉乃もボートレースにどハマり、タレント「ギャンブル枠」に起こりし変化

指原莉乃もボートレースにどハマり、タレント「ギャンブル枠」に起こりし変化の画像1
指原莉乃

 森咲智美、橋本梨菜などの人気グラビアアイドルが所属する芸能事務所リップが、『次世代ギャンブルタレント発掘オーディション』を開催している。“ギャンブル”に特化した芸能事務所主催のタレントオーディションは異例だ。

 公式サイトによると、同オーディションは<ボートレース番組・競輪番組・競馬番組・ホールイベント・パチンコライターなどで幅広く活躍したい次世代の「ギャンブルタレント」>を発掘するためのもの。応募要項には<「公営ギャンブル案件のお仕事をしていきたい!」「とにかくギャンブルが大好き!」「グラビアタレントとしてのキャリアを同時にスタートさせたい!」そんな女性を幅広く募集させて頂きます>とあり、ギャンブルの知識を持った女性が対象となる。

 現在、YouTubeを中心にボートレース、競馬、競輪などの公営競技の番組が多数配信されている。さらに、パチンコ・パチスロのネット番組も多く、それらには“パチンコ・パチスロライター”と呼ばれる専門的な“演者”だけでなく、芸人やタレントなども数多く出演している。

「ネット配信番組だけでなく、公営競技場でのイベントなども仕事は多く、そういったところに送り込むための新人発掘のオーディションということ。ギャンブル系の仕事は、決してイメージがいいものではなく“ヨゴレ仕事”なんて言われてしまうこともありますが、その一方で、ギャラがいいのは事実です。また、出演するタレント本人もそのギャンブルが好きで、それこそ趣味と実益を兼ねるパターンも多い。そういう意味でも、ギャンブル系の仕事に食い込みたいタレントは多いと思います」(週刊誌記者)

 ギャンブル系の仕事に、最近では人気タレントが参入することも増えているようだ。

「たとえば、指原莉乃さんなどは、ボートレースにハマっていて、自身がプロデュースするアイドルグループ=LOVE(イコラブ)のメンバーで“イコラブボートレース部”を結成。YouTubeの『イコラブ ノイミー ニアジョイ チャンネル』で、アイドルたちとボートレースを楽しむ動画を公開しています。

 地道にギャンブル系の仕事を続けてきたグラビアアイドルや芸人にとってみれば、指原さんほどの大物の参入は脅威でしょう。だからこそ、芸能事務所サイドがギャンブルタレントオーディションを開催し、補強に努めているのだと思います」(同)

 また“ギャンブルタレント”の場合、そのジャンルに精通しているかどうかも重要になってくるという。

「公営競技の動画配信などは、固定ファンが見ていることが多くて、そのファンたちに支持されるかどうかが重要。支持されるには、ギャンブルに関する専門的な知識、愛が必要ですし、ムダにエキサイトしすぎないとか、奇をてらった予想をしないとか、そういった形で絶妙に空気を読むことも必要です。

地上波で活躍しているようなタレントさんは、ギャンブルを楽しむことができても、必ずしも配信番組の空気を読めるわけではないので、そこにつけ入る隙があるわけです。新人であっても、配信視聴者の支持を得られれば、ギャンブルタレントとして人気になるということ。グラビア系の事務所やお笑い系の事務所は、そういったギャンブルタレントの育成に力を入れていくのではないでしょうか」(同)

 多様化が進む社会の中で、芸能界でもまたさまざまなジャンルのタレントが活躍する時代に突入している。“ギャンブルタレント”というまだちょっと特殊な存在が、当たり前となる日も遠く
なさそうだ。

手山足実(ジャーナリスト)

出版業界歴20年超のベテランジャーナリスト。新聞、週刊誌、カルチャー誌、ギャンブル誌、ファンクラブ会報、企業パンフレット、オウンドメディア、広告など、あらゆる媒体に執筆。趣味はペットの動画を見ること、有名人の出没スポットパトロール。

てやまあしみ

最終更新:2023/05/28 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画