泥沼化した広末涼子不倫騒動、いつまで続く？ 復帰のタイミングは―？

ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説！

――広末涼子とシェフの鳥羽周作のダブル不倫騒動が、見事にドロ沼化していますね！

城下　そうですね。広末さんは自ら週刊誌記者に電話して、所属事務所社長が夫のキャンドル・ジュンさんと結託して、鳥羽さんとの仲を壊そうとしているのではないかといった批判をしています。

――もしかしてキャンドル・ジュンと離婚して、鳥羽シェフと再婚を考えているのでしょうか。

城下　再婚への思いはあるのかもしれません。広末さんには2008年に離婚した前夫との間に19歳の長男、キャンドル・ジュンさんとの間に12歳の次男と7歳の長女がいます。「パパとママは離婚するけど、どっちと暮らしたい？」と広末さんが聞いたところ、「長男と次男は『ママといる』と話し、末っ子は泣くばかり」とキャンドル・ジュンさんが会見で明らかにしています。

　ある程度の年齢になれば子ども自身の意志が尊重されますし、末っ子も上の子についていくでしょうから、もし離婚したとしても親権は広末さんが持つことになるでしょう。

　ただし、不倫という離婚原因を作った広末さんのほうから離婚を申し出ても法的には認められません。また、慰謝料を求めたら払わなければなりません。

――鳥羽シェフと再婚してもうまく行くとは思えませんが⋯⋯。仕事はどうなるんでしょうね。

城下　今の広末さんは、今後の仕事のことは何も考えていないのだと思います。ダブル不倫によるイメージダウンは深刻な上、長年お世話になってきた事務所社長に対して反旗を翻したのですから、業界内では「八方塞がりの状態に陥った」と言われています。

　おそらく事務所を辞めることになりますし、一部では引退説も取り沙汰されています。CM契約が解約となれば、違約金も発生する。事務所も一部支払うとは思いますが、広末さんにもいくらか支払いが求められることと思います。今のところ、違約金の話になっているとは聞こえてきませんから、それほど大きな金額にならないかもしれません。

――もう引退ということになりますか。

城下　これだけドロ沼の不倫騒動となると、テレビでの復帰はかなり難しいでしょうね。多目的トイレ不倫のアンジャッシュ・渡部建さんも「復帰した」とはいえ、以前のようなキー局での活動はできていません。それだけ不倫スキャンダルに対しては、スポンサーがいい顔しない。ただ、広末さんの場合は、ほとぼりが冷めたら復帰する可能性は高いと思いますよ。

――これだけドロ沼化しても？

城下　テレビドラマでの復帰は難しいかもしれませんが、映画であれば、「広末さんのネームバリューを生かしたい」「ぜひ主演に起用したい」という映画プロデューサーは多い。映画から復帰すると思います。

　まあ、ほとぼりが冷めるまで、2～3年はかかりそうですけどね。それでも復帰時には必ず今回のことを蒸し返されるのは間違いありません。一方で鳥羽シェフと再婚した暁には、「愛を貫いた」というイメージに変わるかもしれません。

――さすがにそれはどうですかね⋯⋯。

城下　さあ、どうなるか。このドロ沼騒動、しばらく続きそうです。

城下尊之（芸能リポーター）

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「（故）林家三平さん、大病から復帰！」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

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しろしたたかゆき