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“ジャニ担が司会でもよかった”山田美保子、『サンジャポ』でのトンデモ意見に世間が唖然

 

 広告業界に続いてテレビ業界のジャニーズ離れが加速、連日メディアの糾弾が続いている。そんな中、いささかピントのズレた発言に聞こえた人が多かったようだ。

 10月8日の『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題の渦中にあるジャニーズ事務所が2日に行った会見を取り上げた。

  会見後には特定の記者を指名しないための「NGリスト」が存在していた問題も生じており、事務所は関与を否定したものの、司会を務めた元NHKアナウンサー・松本和也氏の“不自然な仕切り”に注目が集まっていた。

 番組では放送作家でジャニーズを取材して43年の山田美保子氏が出演。松本氏について「ベテランの方だと存じ上げていたんですが、こういう会見を仕切るのは不慣れだったのかなと思わざるを得ません」と指摘したうえで、「ジャニーズ事務所はあれだけスポーツ紙のジャニーズ担当の人で親しい人がいるので、例えばそういう方が司会でもよかったのではないかと思いました」との私見を述べた。

 しかし、性加害問題については、世間からこれまでジャニーズと“癒着”していたメディア側も「同罪」と見られており、一部では山田氏の見解に「えっ?ダメでしょ?」「司会が悪い。ジャニーズは悪くないって言いたいの?」「どの立ち位置で物言うてんねん」「こういうジャニーズの取り巻き共もまとめて全滅してほしい」との呆れ声が飛び交っている。

「山田氏はいわゆる“ジャニオタ系コメンテーター”。43年取材していながら、性加害については『噂レベル』でしか知らなかったと“逃げ”、会見翌日には自身のコラムで、やらせ会見を知っていた可能性もある井ノ原快彦副社長を大絶賛していました。今さらこの問題に対して“ジャニーズ御用達”だった人たちがテレビに出て中立だったり、世間と一緒にジャニーズを断罪する側に回るのは虫がいいようにも映ります」(週刊誌記者)

 山田氏が言うように、新聞、テレビ、週刊誌など各媒体にはジャニ担と呼ばれるジャニーズの意を汲む窓口となる担当者がいたのは有名な話だが、会見で司会をするどころか今や首筋が寒いのが実情だという。

「各社で今後のジャニーズとの関係性を見直す動きが出ており、次の人事異動では閑職に追いやられるジャニ担が続出するのは確実と見られています。その流れで言えば、年内、または3月で芸能番組のコメンテーターも一新されるのではないか」(芸能関係者)

 ジャニーズをヨイショしてきた人たちに、新たな居場所は見つかるだろうか。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2023/10/14 07:00
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