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篠原涼子の復活よりもフジが4月ドラマで狙うは「日テレからのバカリズム強奪」

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バカリズム

 4月12日スタートの連続ドラマ『イップス』(フジテレビ系)にて、篠原涼子とバカリズムがダブル主演を務めることが明らかになった。2人は2022年の映画『ウエディング・ハイ』でそれぞれ主演と脚本家を務めたが、役者同士としては初共演となる。

「篠原は2021年に俳優の市村正親と離婚。直後に『週刊文春』(文藝春秋)にて韓国人アイドルとの不倫疑惑を報じられたことで、大幅にイメージがダウンしてしまった。以降はドラマ『silent』(フジテレビ系)の母親役や不倫を描いた配信ドラマ『金魚妻』(Netflix)では爪痕を残したものの、昨年10月期に山崎育三郎とダブル主演したドラマ『ハイエナ』(テレビ東京系)はまったく話題にならず、今作が主演女優としての正念場となりそうです」(テレビ誌ライター)

 篠原の命運を握っているのが、ゴールデン・プライム帯連ドラ初主演となるバカリズムだが、むしろフジテレビの「本命」はこちらのほうだという。

「多彩な活躍を見せ続けるバカリズムですが、近年は脚本家として多くのヒット作を手掛け、昨年1月期に脚本を担当した安藤サクラ主演の連続ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)は国内で数多くの賞に輝き、今年1月にはアジア最大級の番組アワードである『ATA2023』で日本人初の最優秀脚本賞も受賞。もはや『世界のバカリズム』となりつつあります。バカリズムが所属しているマセキ芸能社は、ウッチャンナンチャンが看板タレント。そのウンナンと最も近しい局が日テレだったことで、これまで『脚本家』バカリズムについては同局が囲っている状況でした。しかし、バカリズムの志向は脚本家より演者としての活躍だったようで、そこをフジが狙い撃った格好です。日テレサイドは『バカリズムに連ドラ主演させるアイデアはなかった』と悔しがっています」(テレビ関係者)

 ドラマがヒットすれば、篠原の復活よりも、「バカリズム争奪戦」の行方のほうに注目が集まりそうだ。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2024/02/29 09:00
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