広末涼子「鳥羽氏との結婚」「女優復帰」目指すも…簡単じゃないこれだけの理由

　人気料理人・鳥羽周作氏とのＷ不倫騒動で芸能活動の無期限謹慎処分を受けていた女優・広末涼子。先日、所属事務所「フラーム」からの独立と女優復帰を宣言したが、早くも先行きに暗雲が立ち込めていることがドラマ関係者への取材で明らかになった。

「独立したことで、前事務所が課していた活動休止は解除され、広末は女優業の再開を宣言しました。ただ、夏には、再婚するとみられる鳥羽さんは、スポンサーからの評判が悪く、彼と別れない限り、女優復帰は難しそうなんです」（ドラマ制作会社プロデューサー）

　昨年6月、「週刊文春」に鳥羽氏とのＷ不倫が報じられた広末は、CMや出演予定だったドラマを相次ぎ降板。クランクインを間近に控えた主演映画の撮影も延期に追い込まれ、所属事務所『フラーム』は広末の無期限謹慎処分を発表した。

「ところが、広末はＷ不倫を認めてからも、『文春』記者に直電して事務所への批判を繰り広げたんです。そのうえ、Ｗ不倫によって発生した数億円とも言われるCM違約金について、“払わない”と拒絶した。それで、“芸能界の育ての親“と言われる事務所のオーナーとの関係が悪化しました」（芸能ライター）

　他方、鳥羽氏は、Ｗ不倫で3億円と言われる損失を出し、昨年12月に発表された『ミシュランガイド2024』では、それまで4年連続で獲得していた一つ星を逃した。

「鳥羽氏は鳥羽氏で、不倫騒動によって主婦層を敵に回しただけでなく、夕刊紙記者に“（広末の前夫より）俺の方がまだ、純愛でまとも”と放言したことで、それまでのイメージをダウンさせてしまいました。ただ、以前から料理業界からは、“裏方である料理人が表に出すぎ”“傲慢不遜だ“などと批判の声が挙がっていたそうで、ドラマなどの番組スポンサーからも評判が芳しくなかった。そこで、事務所は広末に“復帰するには鳥羽氏と別れること“という条件を付けたそうなんですが、広末は聞く耳を持たなかったようです」（ドラマ関係者）

　その後、双方とも離婚が成立したが、その間も、直接の逢瀬を避けながらも、オンラインデートなどで交際を続けていたことから、元旦のスポーツニッポンには「（2人は）年内に結婚する意思を固めた」と報じられた。

「その前から広末は事務所に独立を申し入れていたそうで、一時、“払わない“と拒絶していた違約金についても、それなりに負担したそうです。そうなると、事務所としては独立を認めるしかない。広末の退社を発表する声明では、『（彼女の）新たな環境での飛躍を応援して参ります』とありましたが、ただ、オーナーとの関係は修復していませんから、円満退社とは言えないでしょう」（女性誌記者）

　広末は2月16日付で「フラーム」を退社すると、個人事務所「株式会社R.H」を設立。公式サイトとインスタグラムを開設し、「今後も引き続き俳優業に邁進し、お芝居と真摯に向き合っていきたい」と再始動を宣言したが、あるキャステイングプロ関係者は、「不倫騒動から、まだ1年も経っていない。CMはもちろん、ドラマのオファーも厳しいと思います」と話す。

「結婚の噂がある鳥羽氏は主婦層や企業のスポンサーからも評判が良くないうえ、広末が退社した『フラーム』は、戸田恵梨香や有村佳純などの人気女優らを多数抱え、“女優の宝庫“と呼ばれるほど。ドラマ界への影響力は大きいですから、事務所に忖度すると、広末へのオファーはしづらいのが本音でしょう」（前同）

　地上波がダメなら、ネットフリックスなどの配信ドラマがありそうだが、こちらは人気俳優の出演作が目白押しで、オファーがあったとしても、配信は1年先か、下手すると2年先になるかもしれないという。

「現実には、年内復帰というわけにはいかないのではないでしょうか。生活するためには鳥羽氏との結婚を諦めるか、あるいはオファーがあると噂のヘアヌード写真集を受けるか……」（前出の芸能ライター）

　独立を果たした広末だが、しばらくは茨の道を歩くことになりそうだ。

本多圭（ジャーナリスト）

芸能取材歴40年以上、タブー知らずのベテランジャーナリスト。主な著書に『 スキャンダルにまみれた芸能界のトンデモない奴ら』など。

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