女性同士のLOVEを描いた、男子禁制の“百合ブーム”がやってくる!?
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百合がアツイ。当たり前だが植物のほうではなく、女性同士の恋愛を題材にしたジャンル「百合」のことだ。昨年まで増刊発行されていた、日本唯一の百合専門マンガ誌「コミック百合姫」(一迅社)が、雑誌コードを取得して独立創刊するなど、ジワジワ盛り上がっている。
なぜ今、百合が注目されつつあるのか……そんな疑問を解消するべく、同誌編集部にお邪魔してみた。まずはおめでとうございます。売れてるんですね?
「いえ、前任誌の『百合姉妹』(マガジン・マガジン発行、現在は休刊)と比べても、売り上げは特に伸びていません。ただ、創刊から3年がたって、ようやく“百合”の存在が定着してきたのか、売れ行きも安定してきたんです。ビジネスとして採算ベースにも乗ったので、独立創刊しました」(コミック百合姫編集部・中村成太郎さん)
エッ、でも百合コーナーを設けている書店とか増えてますよ? もしかしたら“百合ブーム”が到来するかも!
「女学園高等部を舞台にした『マリア様がみてる』のようなヒット作が出るか否か、でしょうね。あれは男性ファンも多いことで有名ですが、実はウチの読者層も3割は男性。女性がBLにハマる理由は、『男性同士だと“対等な恋愛”ができるから』と言われていますが、むしろ女性が強い現代では、自分の男性性に疑問を感じる男性も少なくない。そんな時に百合の世界を覗くと、女性同士の対等な恋愛に癒やされるのかもしれませんね」(同)
男であることに自信が持てないそこのキミ! 男子禁制の百合ワールドに踏み込んでみる!?
(アボンヌ安田)
※中村成太郎が立ち上げ
「百合姫」の前身「百合姉妹」を立ち上げたのも、実はマガジン・マガジン時代の中村氏。幼い頃、アニメ『美少女戦士セーラームーン』を観て、「なぜこの女の子たちはこんなに仲良しなんだろう」と不思議に思ったことが、百合ファンになる原体験とか。
コミック百合姫
05年7月、「コミックZERO-SUM」(一迅社)の増刊として創刊。公称発行部数7万5000部。読者層は7割が女性で、10代半ば~後半と30代前半~半ばが中心。BLのようにキャラの“受け・攻め”が描かれているものは少ない。ちなみに男性の百合ファンは、百合に崇高なイメージを持っている人が多く、百合のエロ描写を極端に嫌うんだって。
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