サイゾースタッフ
チーフエディター/佐藤彰純
エディター/平野遊
エディター/山田裕子
エディター/北村千晶
デザイナー/cyzo design
Webデザイナー/石丸雅己※
広告ディレクター/甲州一隆
ライター(五十音順)
竹辻倫子※/田幸和歌子※
長野辰次※/平松優子※
プロデューサー/川原崎晋裕
パブリッシャー/揖斐憲
※=外部スタッフ
"語りたがり"で何が悪い? 矮小化する「アイドル評論」の今(後編)
アイドルというジャンルが、成熟を迎えた80年代半ば以降、すでに確立したアイドルの仕組み、アイドル論的な視点を自らの内に取り込んだメタ的なアイドルが出現する。メタ的なアイドルとは、アイドルに内在する虚構性を自覚し、アイドルを"演じる"ことができる自己批評的なアイドルを指している。例えば、秋元康の手による「なんてったってアイドル」(85年)を歌った小泉今日子や、素人が"アイドルごっこ"をしたおニャン子クラブがその典型だろう。そして、秋元康が開拓したメタ路線の正統な後継者と言えるのが、97年につんく♂のプロデュースで結成されたモーニング娘。となる。
そのような意味において、モー娘。は、非常によく"設計"されたアイドルである。2ちゃんねるには、モー娘。およびハロプロについて語る板だけで(羊)(鳩)(狼)の3つの板があり、中でも「雑談2」のカテゴリーに置かれたモー娘。(狼)は、04年にニュー速VIPが開設されるまで、2ちゃんねる屈指の読者数、書き込み数を誇った。ネットの普及によって、ファンの誰もが自身のアイドル論を語り、それを発表する場を得た。モー娘。は、そこに格好のネタと素材を提供した。そこでは、マジメなアイドル語りから「石川梨華ってウンコするの?」といったものまで、ありとあらゆる「論」が飛び交った。

























