日刊サイゾー トップ > カルチャー > 本・マンガ  > グッドデザイン賞受賞! マンガに書き込む新感覚の日記帳『マンガ手帳2012』

グッドデザイン賞受賞! マンガに書き込む新感覚の日記帳『マンガ手帳2012』

manga_techo_main.jpg

 2011年を象徴する漢字は何になるだろう。大震災の年として記憶されるであろう2011年も、もうすぐ年の瀬。忘れがたい出来事だが、気持ちも新たに新しい年を迎えたいものだ。2012年はうるう年で、ロンドン五輪も開催される。明るい年となることだろう。

そんな新しい年にオススメしたいのが、『マンガ手帳2012 いがらしゆみこ編』『マンガ手帳2012 タツノコプロ編』(ともに東京書籍)の2冊。マンガの吹き出しの空欄に、その日の予定や出来事を書き込むという新しいスタイルの日記手帳。マンガはなんと『キャンディ・キャンディ』でおなじみの巨匠・いがらしゆみこと、『ヤッターマン』『科学忍者隊ガッチャマン』などタツノコプロの2バージョンがあり、男女ともに楽しめる内容となっている。2011年度グッドデザイン賞を受賞した、非常に凝った作りの本だ。

manga_techo_01.jpg各コマに日付、曜日がふられている。
manga_techo_02.jpg「スイヨォ~」という仔ヤギの鳴き声がかわいい。
manga_techo_03.jpg雨×ネコ×不良。少女マンガの王道的展開。
manga_techo_04.jpg若い子が分かるのか、ジェネレーションギャップが気になるところ。
(c)タツノコプロ
manga_techo_05.jpgいろいろと期待してしまう日の1コマ。
(c)タツノコプロ

 コマとその日にあった出来事がピタリと合えばうれしいし、逆にギャップがあっても面白い。学齢期のお子さんも、絵柄が懐かしいミドルエイジも『マンガ手帳2012』、ぜひお試しあれ。何事もない日々も、この手帳に綴っていけば楽しい365日となることうけ合いだ。
(文=平野遼)

●いがらしゆみこ
漫画家。1950年8月26日生まれ。北海道旭川市出身。北海道札幌市在住。68年、集英社「りぼん」に掲載の『白い鮫のいる島』でデビュー。代表作に『キャンディ・キャンディ』(原作 水木杏子)、『ジョージイ!』(原作 井沢満)、『メイミーエンジェル』など。77年、『キャンディ・キャンディ』で第1回講談社漫画賞受賞。『キャンディ・キャンディ』、『ジョージイ!』、『ムカムカパラダイス』がテレビアニメ化。

●タツノコプロ
アニメーションの企画・制作会社。1962年10月19日、漫画家の吉田竜夫が弟の吉田健二、久里一平らとともに設立。漫画のプロダクションとしてスタート。1965年の「宇宙エース」、67年の「マッハGoGoGo」からアニメ制作を本格化。以後、「世界のファミリーに夢を」をモットーに、「科学忍者隊ガッチャマン」「タイムボカンシリーズ」など、多数のヒット作品を世に送りだしている。

●MORNING GARDEN INC.(もーにんぐ・がーでん・いんく)
グラフィックデザインを核に、数々の広告および書籍の企画、製作を行う。2010年より『マンガ手帳』(東京書籍)の編集を始める。

マンガ手帳2012 いがらしゆみこ編

普通の手帳に飽きた人に。パート1。

amazon_associate_logo.jpg

マンガ手帳2012 タツノコプロ編

パート2。

amazon_associate_logo.jpg

最終更新:2013/09/10 12:51
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真