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「大声で指示し、顎を脱臼」「犬の小便で転倒」……サッカーW杯、スター選手たちの“とんでもない欠場理由”

518mpyKZBOL._SS500_.jpg右膝半月板損傷から約5カ月ぶりにピッチに立った長谷部(「長谷部誠 2014カレンダー」より)。

 開幕まで1カ月と迫ったサッカーW杯。長谷部誠、内田篤人、さらには吉田麻也と、ケガ人続出中のザックジャパンだが、世界でもコロンビアのラダメル・ファルカオ、イングランドのセオ・ウォルコット、イタリアのジュゼッペ・ロッシと、名だたるスーパースターたちの出場が危ぶまれている。これらの選手は、プレー中に被った“仕方のないケガ”が原因だが、過去にはとんでもない理由で欠場した選手も少なくない。


「日韓W杯の際、ブラジル代表MFエメルソン・フェレイラが、ミニゲームのGKをし、左肩を脱臼。全試合欠場している。また過去には、試合中に大声で指示を出しすぎて顎を脱臼した、イングランドのアレックス・ステップニーというGKもいました」(スポーツライター)

 このように試合中や練習中ならまだいいものの、プライベートでケガをされては、監督もサポーターもたまったものではない。

「日韓W杯のスペイン代表GKのサンティアゴ・カニサレスは、ひどかった。色男で知られる彼は、アルマーニの香水のビンを割ってしまい、その破片を踏んでW杯を欠場した。また、アストン・ヴィラに所属していたアラン・ライトは、買ったばかりのフェラーリにテンションが上がりすぎて、思いっ切りアクセルを踏み込んで膝の靭帯を損傷。さらに“最も情けないケガ”といわれているのが、バーンズリー時代のダレン・バーナード。彼は、自分が飼っていた子犬の小便を踏んで滑って転び、膝の靭帯を断裂してしまいました」(同)

 ほかにも、プレイステーションのゲーム『ウイニングイレブン』のやりすぎで、左手が腱鞘炎になったイタリア代表のアレッサンドロ・ネスタ。ウォーミングアップ中に看板を踏み、そのまま担架で運ばれたイングランドのリチャード・ライトと、くだらない理由でケガをしてしまった選手は数知れず。

 今年のW杯出場選手には、どうかつまらない理由でのケガには、十分気をつけてもらいたいものだ。
(文=沢野奈津夫)

最終更新:2014/05/14 21:00
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