日刊サイゾー トップ > その他  > 被災地でも頻発する“家事ハラ”

被災地でも!家事労働を女性に押しつける“家事ハラスメント”の原因とは

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

kajihara_140819.jpg『家事労働ハラスメント 生きづらさの根にあるもの 』(岩波新書)

「家事ハラスメント」という言葉が今年になって盛んに使われている。10月4日にはNHK「週刊ニュース深読み」でも家事ハラが取り上げられ大きな反響を呼んだ。

 安倍政権が成長連略の柱として女性の社会進出を謳う中、しかし家事は依然として女性の“役割”であり、しかもそれは賃金を伴わず、また社会的、家庭的にも軽視されたままだ。

 女性の場合、外でハードに働いていようが、一旦家庭に戻れば「家事」や「育児」という労働が待っている。最近では家事を積極的に手伝う男性も増え、イクメンなどと育児をする男性が持て囃されるが、しかしそれはあくまで「時間のある時、気が向いた時のお手伝い」だと感じる女性は多いだろう。しかも親が高齢になれば、実父母だけでなく義父母の介護まで女性(嫁)の肩に伸し掛かってくる。しかも、こうした家庭内の労働はほぼ無償──。

 こうした家事労働の不公平な分配こそが、女性の生きづらさ、さらには女性の貧困を生んでいると指摘した著書が『家事労働ハラスメント』(竹信三恵子/岩波新書)だ。

最終更新:2014/11/04 13:00
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