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またかよ! 浦和レッズ、土壇場の勝負弱さに「やっぱり監督が“持ってない”」の声

reds124.jpg浦和レッドダイヤモンズ公式サイト

 J1リーグ戦を独走していた浦和レッズが、最終節を前に首位の座から陥落した。第19節で首位に立ってから、一度もその位置を譲らなかった浦和レッズ。第28節のベガルタ仙台戦のように、アディショナルタイムにダメ押し点を食らうなど、どこか勝負弱さが垣間見える試合もあったが、それでも連敗は喫しなかった。

 それが、第32節のガンバ大阪との天王山。浦和レッズは勝てば優勝。引き分けでもガンバ大阪の優勝の可能性を断てたにもかかわらず、優勝を決めに攻めに出たところでカウンターを食らい、88分と90+3分に失点して敗戦。2位のチームに3ポイント詰められてしまう。

 それでも、次節のサガン鳥栖戦で勝てばよかった。そして、勝てる流れの試合だった。69分に裏に抜けた李忠成を、サガン鳥栖の菊地直哉が引っかけて退場になり、このPKを阿部勇樹が決めた時、浦和レッズの優勝は確定したかに思えた。しかし、またまた試合終盤。90+4分にCKから小林久晃にヘディングシュートを叩き込まれ、同点に追いつかれてしまう。

 最終節前の2試合で、浦和レッズが獲得した勝ち点は1。一方のガンバ大阪は、しっかりと勝ち点6を手にしている。ほんの2試合前まであった勝ち点5の差はなくなり、得失点差でガンバ大阪に首位の座を明け渡すことになってしまう。つまり、最終節で浦和レッズが勝っても、ガンバ大阪が勝てば、99%ガンバ大阪が優勝を手にすることになる。浦和レッズの選手もそのことは十分理解しており、試合後の表情は、まるで優勝を逃したかのようだった。

 なぜ浦和レッズは、こんなにも勝負弱いのか? あるヘッドコーチは「それは監督が“持っていない”から」と話す。

「監督は勝負師です。皆、ギャンブル好きですし、カードゲームとかめちゃくちゃ強いですからね。そんな“持っている”監督の代表格といえば、岡田武史さんです。初めて日本代表監督を務めた時には、岡野雅行の投入でジョホールバルの歓喜を起こし、横浜F・マリノスでも逆転優勝を果たしています。FIFAワールドカップ2010南アフリカ大会での奇跡も言わずもがな。監督の手腕どうこうではなく、最終的に勝負で勝てるのが“持っている”監督。一方、浦和レッズのミハイロ・ペトロビッチ監督は、いつもいい順位までチームを持っていくんですけど、優勝はできない。シルバーコレクターなんです」(同)

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