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℃-ute・鈴木愛理、乃木坂46・松村沙友理……ファッション誌で相次ぐ“握手会アイドル”起用のナゼ

ray0427.JPG「Rayレイ) 2014年 09月号」(主婦の友社)

 アイドルグループ・℃-uteの鈴木愛理が女性ファッション誌「Ray」(主婦の友社)の専属モデルに起用されることが発表され、ネット上では読者から賛否が飛び交っている。

 鈴木は、23日発売の6月号から専属モデルに。これまで、アイドル活動をしながら、現役大学生もこなしてきた彼女だが、さらに専属モデルという顔が加わることとなった。

「鈴木の身長は約161センチと、ほかの『Ray』モデルに比べ小柄ですし、以前、バラエティ番組で女優の平愛梨と並んだ際、『顔が大きい』と話題になったこともありますから、美肌を生かしたメイクページや、ほかのモデルと絡まない企画が主では?」(雑誌編集者)

 アイドルのファッション誌進出といえば、「Soup.」(モール・オブ・ティーヴィー)レギュラーモデルのAKB48・阿部マリア、モーニング娘。卒業後に「CanCam」(小学館)専属モデルに転身した久住小春、次号から「LARME」(徳間書店)レギュラーモデルに起用される私立恵比寿中学・松野莉奈など、枚挙にいとまがない。中でも、乃木坂46は、5月号から「CanCam」(小学館)専属モデルとなった松村沙友理と橋本奈々未、「Ray」や「LARME」でレギュラーモデルを務める白石麻衣、「CUTiE」(宝島社)専属モデルの齋藤飛鳥と、起用が相次いでいる。

 この風潮について、ネット上では「モデル並みにキレイなアイドルなら、許せる」「身長170センチのモデルより、一般人の体型に近いアイドルのほうが、自分が服を着た時のイメージがしやすい」という声も見受けられるものの、「モデルのハードルがおかしくなってる」「ファッション誌のレベルが下がる」「アイドルには、どうしても憧れられない」「芸能誌と変わらなくなる」と難色を示す声も多い。

「アイドルに偏見を持つ女性は多く、読者にとって、自分が憧れてきた雑誌にモデルとしてアイドルが登場するのは、価値観をも揺るがすショックなこと。2008年から『MORE』(集英社)の専属モデルを務める元AKB48・篠田麻里子に対しても、いまだに『出ないでほしい』と批判が絶えない。その一方で、アイドルが出ている以上、男性ファンも“アイドルグッズ”としてファッション誌を購入してくれるため、売り上げがアップ。さらに、タイアップ記事の営業をかける際、クライアントに一般知名度の低いモデルを提案するより、有名アイドルグループの名前を出したほうがウケがいい場合も。実際に篠田なんかは、タイアップ記事に登場することが多いですね」(同)

 女性読者から非難が上がる一方、利点も多いというファッション誌のアイドル起用。雑誌が売れなくなった昨今、出版社も話題作りや、タイアップ企画の売り込みに必死のようだ。

最終更新:2018/12/12 18:42
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