日刊サイゾー トップ > 海外  > AKB息相撲に韓国「表情が卑猥」

動画再生回数1,600万回超! AKB48“虫食い”息相撲が韓国でも物議「パッと見、ゴキブリ」「表情が卑猥」

akbsumo.jpg『AKBINGO!』公式サイトより

 AKB48が出演するバラエティ番組『AKBINGO!』(日本テレビ系)の4月28日放送回が、韓国で「猟奇的だ」と話題になっている。

 問題となったのは、メンバーの大島涼花と茂木忍が「息相撲」で対決するシーン。穴が開いたパイプの両端からお互いが息を吹き合い、中に入ったセミの素揚げを食べさせた方が勝者となるゲームなのだが、韓国のメディアや視聴者からはさまざまな意見が飛び交っている。


 例えば、韓国メディアMBNは、朝のニュース番組で同対決に注目。「虫を食べさせようと戦う日本の少女たち」というタイトルで報じた。キャスターは「パッと見ると、ゴキブリみたいですよね? 結局、ひとりの少女がセミを生でのみ込んでしまったのですが……とても残酷なゲームです」と悲しそうにコメント。また同番組では、ニュース番組らしく、手話解説のワイプでもゲーム内容が解説されていた。とてもシュールな光景である。意図的にかどうかはわからないが、番組では少女たちがAKBメンバーであることは紹介されていなかった。

 一方、バイラルメディア・クッキーニュースは「猟奇的だ」と嫌悪感をあらわにしており、ニュースメディア「ウィキツリー」は「最悪の被害者が誰か気になるなら、11秒だけ我慢して視聴しよう」と煽り気味に動画を紹介していた。

 韓国のネット上では「なぜこんな番組を放送するんだ」「あの虫は死んでるんだよね? 生きていたら笑えない」「虫より、あの口を開いた卑猥な表情は、どうにかならんのか」などの意見が寄せられている。

 同動画は、韓国だけではなく、世界中で物議を醸している。ネット上にアップされた「息相撲」の動画はすでに1,600万回以上も再生されており、そもそも同動画が韓国で話題となったきっかけは、欧米で注目を浴びたからだそう。やはり西洋では、虫を食べることに嫌悪感があるのだろう。とはいえ、韓国にもカイコのさなぎ(ポンテギ)などを食べる文化がある。こちらも、はたから見ると十分に猟奇的であるが……。

 最近、韓国ではAKB48を日本の文化的象徴として報じるスタンスがあるようだ。元メンバーのAV出演や握手会襲撃事件などは、大手メディアを中心にいずれも詳細に報じられているし、日本文化を真面目に解説する文化論の書籍でも、紹介される確率がかなり高い。

 今回の番組に関する騒動もまた、韓国におけるAKB48の影響力をあらためて考えさせてくれる一幕となった。
(取材・文=河鐘基)

最終更新:2015/05/15 14:00
ページ上部へ戻る
トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真