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いったいどうやって渡るの!? 中国で複雑怪奇な「殺人横断歩道」が出現!

zebra-1.jpg

 中国東部にある安徽省蕪湖市に、なんとも複雑怪奇な横断歩道が出現した。写真を見ていただければわかるように、大通りの交差点のど真ん中を分断するように1本の横断歩道が渡され、その両端から線香花火のように四方に白い線が散らばっている。

zebra-2.jpg交差点を上から見たところ

「いったいどうやって渡るんだ……」
「目がクラクラする」
「ここを通る運転手は混乱するんじゃないか?」

 交差点の写真を見たネット民たちからは、驚きの声が上がっている。

 ちなみに、この交差点での交通罰則ルールも変わり、赤信号で交差点に入ると6点の減点、車線から外れて走ると3点の減点になっている。赤信号無視はともかく、車線から外れるなと言われても、目の前は線ばかりで、運転手としてはかなり注意して運転しないといけなくなりそうだ。

zebra-3.jpg描かれた矢印の方向にしか車は進めない

 警察によると、この新たな交差点はラッシュアワーのピーク時の渋滞を緩和するために行った処置で、大通りを走る車は交差点で直進か右折しかできず(中国は、日本と逆の右側通行)、路地から交差点に入る車は右折しかできないようになった。つまり、路地からの車が大通りを横断することがなく、車の通行を滞らせがちな左折もできないので、その分、渋滞の原因が少なくなるというわけである。

 それはそれでよしとしよう。でも、この横断歩道を渡る歩行者は、いったいどうすればいいのだろうか?

 まずは歩道から両端の三角形部分まで渡り、それから大通りを渡るということまではわかる。しかし、写真で見る限りでは、歩道から三角地帯に渡る横断歩道に歩行者用信号が見当たらない。これでは、歩行者はいつまでたっても渡れない。中国では、「歩行者優先」という概念は運転手の頭の中に存在しないのだ。

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