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天皇賞の“神騎乗”は偶然の産物!? 宝塚記念3連覇のかかるゴールドシップに不安の声

go-rudoshippu0601.jpgJRAホームページより

 5月3日に行われたG1の天皇賞・春を制したゴールドシップ(牡6)。後方待機から2周目の向正面でスパートをかけるという“超ロングスパート”で、先に抜け出したカレンミロティックをゴール前で差し切った。

 一昨年は1番人気で5着、昨年は2番人気で7着と人気を裏切ってきた同レースでリベンジを果たし、“鬼門”とされた京都も攻略し、これでG1は6勝目。3連覇を狙う宝塚記念が行われるのは7戦6勝(2着1回)と大得意の阪神競馬場だけに、不動の主役を務めるのは間違いない。

 それにしても、ゴールドシップは天皇賞・春で考えられないほど長い脚を使った。

「残り1,200メートルからマクり始める、通常ならありえないロングスパート。しかも、全頭をマクり切るのではなく3番手あたりまで位置取りを上げてから、再び直線で加速し伸び切れる無尽蔵のスタミナを持つのがゴールドシップの強さ。実際、マクってきた時に一緒に動きを見せたキズナ(7着)、サウンズオブアース(9着)ら有力馬は直線でスタミナ切れを起こして見事に惨敗した」(夕刊紙の栗東トラックマン)

 鞍上の横山典弘騎手は当初、脚を残さないように逃げの手でスタミナ勝負に持ち込む作戦を描いていた。ところが、発走調教再審査を課せられたほど、ゲート入りをごねたゴールドシップ。その影響か、スタート直後は最後方。これまで以上に行きっぷりも悪かったが、逆にこれが横山の“通常運転”を覆すキッカケになったのだから競馬はわからない。

「馬の行く気を最大限に尊重する騎乗をするノリ(横山)ですが、レース後には、『スタート直後から手応えが悪すぎて、1回も手応えを感じることがなかった』や『惨敗することも覚悟した』と漏らしていたほど。通常ならマクる場合でもノリは馬を押していく程度ですが、そんな檄ではまったく反応しない。諦めたノリは何度もムチを使って強引にマクっていった。一番走る気を見せなかったゴールドシップがノリの通常騎乗を覆し、結果的に真のスタミナを問うレースに持ち込めた」(同)

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