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いたずらから金儲けまで……韓国で増加するSNS“なりすまし”は「リプリー症候群」だった!?

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 先日、中国でSNS詐欺を働いた30代の男が処罰を受けた。中国「長江日報」が伝えたものだが、この男性の詐欺のフィールドは、自身が加入するマラソンなどの愛好家が集う団体のSNSコミュニティー。ここで男は2014年3月から11月まで、東京マラソン参加の代理申請や日本のスマートフォンの代理購入をエサに、メンバー18人から日本円で約20万円を騙し取ったという。ここまで聞くと、日本にあまり関わりのない報道に聞こえるが、問題はこの男性がSNSコミュニティー内で“日本人になりすまし”ていたこと。なんとも迷惑な話だが、男には懲役1年、罰金約10万円が言い渡された。

 SNSを悪用したいたずらや詐欺は世界各国で起こっているが、隣国・韓国も例に漏れない。例えば5月20日付「クッキーニュース」によると、19歳の青年が本名を隠した自身のFacebookやブログなどで、「私の会社の商品であるハイヒールがソウル江南の有名百貨店にて取り扱われます」などと、高所得者に“なりすまし”た記事をアップ。「短期投資者募集、投資額50~500万ウォン(約5~50万円)まで、収益率は元金の1.95倍~2.5倍、6カ月後元金と利子すべて配当」とウソをつき、投資者を募った。

 投資話に乗った被害者たちは事業計画書などを見ることなく金を出し、総額約1億4,000万ウォン(約1,400万円)を騙し取られたという。こんなデタラメに騙されるほうにも落ち度があるのは言うまでもないが、悪質な事件だ。

 有名人の被害も目につく。先日も「少女時代の専属スタイリスト」と詐称した雑用係の女性による詐欺事件(記事参照)があったが、ほかにも俳優のパク・ヘジン、歌手のホン・ジニョンなどがSNS関連で“なしすまし”被害に遭っている。またスポーツ界でも、SNSを悪用したいたずらが広がりを見せている。

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