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英国で韓国発“涙袋整形”ブームも、「ゾンビみたい」「オール明けの顔」とメディア酷評!

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 最近、イギリスの女性たちの間で、韓国流の整形手術がはやっているという。特に、目の下にぷっくりと膨らんだ“涙袋”を作る手術が人気を博しているようだ。

 涙袋は顔全体を幼く、愛嬌があるように見せる効果があるといわれ、韓国では目の下に脂肪を入れて膨らます施術が1~2年前から流行。それが、イギリスにも流れていったと考えられている。イギリス現地メディアは、涙袋を「aegyo-sal」という単語で紹介。これは、韓国語で涙袋を意味する「エギョサル」(直訳すると愛嬌肉)をそのまま使ったものだ。涙袋手術の人気を証明するかのように、イギリスの整形外科医は「最近、目の下にヒアルロン酸を注入したいという相談が増えている」とメディアの取材に答えている。


 整形したイギリス人女性のインスタグラムの写真を見ると、大きな目の下に確かに涙袋がある。とはいえ、だからといって、若く見えもしないし、愛くるしい印象も与えていない。

 実際に、現地メディアの評判も芳しくない。「美容に関心のある女性たちの間で、とても理解できない流行が起きている」「一晩中パーティーを楽しんだ後の顔」「ゾンビのよう」などと、韓国流の涙袋手術を“異常な手術”として紹介するケースが多いのだ。
 
 一方、整形の本場・韓国では現在、どのような手術がはやっているのだろうか? 調べてみると、なんと整形前の顔に戻す“復元手術”を希望する人たちが増えてきているという。ソウルの繁華街・江南には、「涙袋除去」「鼻ピーラー(注射の一種)除去」など、復元手術をうたう整形外科が増加しており、関係者は「患者全体の約20%が、復元手術を行う」「毎年10%ほど復元手術の患者が増加している」などと話す。
 
 元の顔に戻したい患者が増えている原因について、専門家は「韓国では整形手術がすっかり一般化され、“医卵性双生児”(整形外科医によって似たように作られた顔)という言葉が生まれてくるほど、同じような顔が増えた。その反動として、典型的な美人よりも個性的な魅力を持つ人の好感度が高くなっているから、復元を望む人が増えている」と分析する。
 
 韓国人女性たちのように、後々「やっぱり元の顔に戻したい…」とならないよう、イギリス人女性たちには冷静な判断をしてほしいものだ。

最終更新:2016/05/25 13:05
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