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保釈の清原和博被告 “極秘進行”していた「2人の息子との対面」シナリオ

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 覚せい剤取締法違反(所持、使用)罪で起訴された元プロ野球選手、清原和博被告が17日、勾留されていた東京・霞が関の警視庁本部から保釈された。その後、清原被告は持病の糖尿病治療のため、千葉県松戸市内の病院に入院。5月17日の初公判まで、同所で過ごす可能性が高い。

 だが、この保釈後即入院に至るまでには、紆余曲折が繰り広げられていたという。事情を知る関係者の話。

「入院することが正式に決まったのは、保釈の2日ほど前。それまでは、まったく別のシナリオが練られていた」

 漏れ伝わってきたのは、保釈後、都内のホテルに行き、あらかじめ待っていた関係者に謝罪。そして、同被告が勾留中ずっと「会いたい……」とこぼしていた2人の息子との対面だったという。

「前妻の亜希さんは拒絶したそうですが、周囲が説得を重ね、渋々OKが出たと聞いていた。今の清原被告の生きる糧は息子たちしかない。勾留中は精神的に落ち込み、うつの兆候が出ていた。息子に会わせることで、症状を和らげる狙いがあった」(前出関係者)

 だが、こうしたプランは保釈直前に白紙に戻った。スポーツ紙記者は「やはりマスコミに追いかけ回される弊害を考慮したようだ。清原被告は『病院は嫌や!』と最後まで抵抗していたようだが、息子たちとは院内で面会することも可能。いずれ、親子対面は実現するでしょう」と話す。

 また、今回の保釈に当たって支払われた500万円の出どころについても、注目が集まっている。

 現役時代に50億円以上を稼いだ同被告だが、浪費癖がたたって貯金は底をついたとみられている。保釈金の500万円に加えて、1泊5万4,000円の「特別室」に2カ月入院するための費用約300万円は、いったい誰が工面したのか?

 週刊誌デスクは「当局が清原被告の口座を調べたところ、それなりに金は残っていたそうだ。とはいえ、すべてを賄えるかは微妙。支払えたとしても、今後困窮することは確実。そう考えると、支援者が工面したとみるのが妥当だ」と話す。

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