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生前葬は単なる政治資金パーティー!? アントニオ猪木が“燃える商魂”に……

生前葬は単なる政治資金パーティー!? アントニオ猪木が燃える商魂に……の画像1「INOKI ISM.2」公式サイトより

 アントニオ猪木参院議員が来月21日に、東京・両国国技館で「INOKI ISM.2 猪木劇場~アントニオ猪木『生前葬』~」と題した“生前葬”を行うことを発表した。

 猪木氏は会見で、兄と姉が立て続けに心臓系の病気で亡くなったことを公表。同氏は11日まで北朝鮮を訪問したが「平壌に行った時に息切れが出てきた」と体調に不安を覚えたことを漏らした。

 生前葬を決意したきっかけは、永遠のライバルで1999年1月31日に61歳で亡くなったジャイアント馬場さん。猪木氏は「夢でジャイアント馬場さんからの挑戦状が届きまして。今回はそろそろ受ける時期に来たのかなと。どんな挑戦状かといいますと三途の川で待っていると。川を渡るために、泳ぎが好きなんでプールで泳いでます。そんなバカなことを言っていますが、私が動くことでみんなが元気になればいい」と独特の表現で語った。

 猪木氏らしいと言えばらしいが、この生前葬に対するプロレス・格闘界の反応はシビアだ。あるプロレス団体関係者が断言する。

「いろいろ理由をつけているけど、ただの政治資金パーティーだよ。こんなわかりやすい形は久しぶり(笑)。きっと北朝鮮を電撃訪問したのも、生前葬の宣伝になるからと考えたからだろう。猪木さんは常に金欠だからね」

 ただし、今回はどこか鬼気迫るものがあるという。

「今年に入って、猪木さんは50代のAさんと4回目の結婚をした。このAさんというのが、なかなかのヤリ手で、猪木さんは彼女の言うがままに金をつぎ込んでいる。ある人は『猪木さんもついにヤキが回ったか』と突き放していたよ」(別の団体関係者)

 さらに、娘婿のサイモン・ケリー・猪木氏とはプロレス格闘技団体「IGF」をめぐって“お家騒動”を展開している。

「サイモン氏が取締役を務めるIGFを猪木さんが一方的に『整理する』と宣言し、以来大モメしている。トラブルの裏にはAさんの入れ知恵があるともウワサされている」(同)

 迷走する猪木氏。“燃える闘魂”から“燃える商魂”に変わってしまったのか……。

最終更新:2017/09/22 17:00
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