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『Missデビル』菜々緒のお仕置きハイキックのマンネリ化&衝撃の“クソ展開”で、視聴率下落は必至か?

日本テレビ系『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』番組サイトより

「悪女を演じたら右に出るものはいない」といわれる菜々緒が、“悪魔”と称される冷徹な人事コンサルタント役を演じるドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)の第4話が5日に放送され、平均視聴率6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から2.0ポイントの大幅ダウンとなってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 前回までは、リストラ候補探しのため各部署で新人研修を行っていた斉藤博史(Sexy Zone・佐藤勝利)ですが、今回、椿眞子(菜々緒)から命じられたミッションは、総務部にいる中山花憐(筧美和子)という女性と恋に落ちろ、というものでした。

 ワケのわからない指令に戸惑いつつ総務部に向かった博史は、花憐がぶりっ子キャラのため部内でかなり浮いていることに気づきます。花憐のことを白い目で見ている女性社員の中には、博史がほのかに恋心を寄せる同期の藤堂真冬(白石聖)もいるため、何となく居心地の悪さも感じるのです。

 肝心のミッションはというと、博史は花憐から「かわいい」と言われ、気に入られるのですが、どうやら花憐には“Kちゃん”なる本命の彼氏がいる様子。そしてある日、花憐と総務部の課長・梨木(水橋研二)が一緒に退社する姿を目撃し、Kちゃん=課長のKなのではないかと推測して尾行を開始します。

 しかし、梨木が向かった先はおかまバー。いつの間にか花憐は姿を消し、博史は女装した梨木たちにかわいがられて身動きが取れなくなってしまいます。

 それと同じ頃、人事部長の伊東千紘(木村佳乃)が眞子を尾行。実は共亜火災保険ではここ最近、社内の極秘情報がライバル会社のユニオンセイフティ社にリークされていることが発覚。眞子がニューヨークで働いていた頃、そのユニオンセイフティ社と接点があったため、産業スパイなのではないかと調査に乗り出したのです。

 そして千紘は、ホテルで眞子が大物投資家と接触する姿を目撃。クロと判断して詰め寄るのですが、眞子は悪びれた様子もなく、「ついて来い」とばかりにホテルから出て歩き始めます。

 眞子が向かった先には、ベンチに並んで腰掛け夜景を楽しむ花憐と、営業企画部の“かっちゃん”こと高木繁克の姿が。Kちゃんとは、高木のことだったのです。そして、千紘が追う産業スパイも、この高木。眞子は、ユニオンセイフティ社から「かっちゃん」名義へ送金された証拠をつきつけ、懲戒解雇を言い渡します。

 これに逆上した高木が襲いかかってきたところをカウンターのお仕置きハイキックでノックアウト。お決まりのパターンに飽き飽きして、ここで筆者は睡魔に襲われ始めました。正確にいえば前半部分から退屈で仕方なかったです。

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