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みやぞんの障害者向け施設だけじゃない! “芸の肥やし”を蓄える「正社員芸人」たちの現在

ANZEN漫才・みやぞん

『24時間テレビ』(日本テレビ系)のチャリティランナーに決定したANZEN漫才みやぞんの知られざる一面を「女性自身」(光文社)のウェブサイトが報じている。

 みやぞんは23歳時から8年間にわたって、知的障害者向けの福祉サービス事務所で正職員として働いていたという。パソコンを用いた事務作業のほか、入居者の送迎ワゴンの運転など幅広い仕事をこなしていたが、芸人としてブレークを果たし、仕事が忙しくなったためパート勤務を経て現在は退職しているという。

 仕事がない若手芸人にとって、アルバイトは生活を成り立たせる重要な要素だ。ときにはバイトが本業となり、正社員となってしまう場合もある。

「マシンガンズの滝沢秀一は、結婚して子どももいるため、2016年から生活のためにゴミ収集会社に正社員として就職しています。毎日、早朝からの仕事をこなしているようですね。これにより、ゴミの分別などをテーマとする講演の仕事が増えたそうです。さらに、もともと小説執筆を行っており、ゴミ収集の日々を描いた作品で、純文学雑誌『群像』(講談社)の新人賞予選を通過しています。さながら“ゴミ芸人”ですね」(放送作家)

 さらには、芸能界の裏方仕事を始めるパターンもある。

「ハリセンボンの近藤春菜のそっくりさん芸人として知られるジーニー堤は、自らイベント会社を設営し、ものまね芸人仲間に仕事を割り振るプローモーター的な仕事を始めています。仕事の立場上、各芸人のギャラを完璧に把握しているそうです。さらに東京都町田市には、自らが経営するショーパプ飲食店『海賊バルジーニーズ』をオープンしています」(同)

 みやぞんは福祉事務所職員時代から、明るい性格で知られていたという。芸人にとって、仕事が何かしらの「芸の肥やし」になることはあるかもしれない。

(文=平田宏利)

最終更新:2018/06/23 06:00
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