日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 干されメンがW杯で大活躍のワケ

本田、香川、岡崎……ハリルジャパンの”干されメン”がW杯で大活躍! いったいなぜ?

香川真司

 日本代表が、サッカーW杯ロシア大会のグループリーグ突破に王手をかけた。

 初戦となったコロンビア戦は前半3分に相手が退場となるラッキーもあったが、第2戦のセネガル戦ではレベルの高さを見せつけた。

 前半11分にGK川島永嗣のミスで失点するものの、慌てることなく試合を進める。そして、34分に柴崎岳からのロングボールを長友佑都がコントロールし、スイッチするようにペナルティーエリアに入ってきた乾貴士が決めて同点に追いつく。後半に入ってから試合は日本のリズムに。71分に個の力で突破されて失点してしまうが、78分には途中出場の岡崎慎司と本田圭佑がチャンスを作り、本田が同点弾を決めた。

 試合後、選手たちが「勝てる試合だった」と振り返ったように、日本は真っ向勝負でセネガル以上のパフォーマンスを見せた。その戦いぶりに、世界中から称賛の声が上がっている。

 過去、日本代表は02年と10年にW杯のグループステージを突破したが、お世辞にも内容がよかったわけではない。特に10年は、データ上でも「出場国の中で最もパスがつながらないチーム」だった。つまり、ボールを奪っても前に蹴るだけで、あとは運任せ状態。そんな日本が過去最高のパフォーマンスを見せている。いったい何があったのだろうか?

「W杯前に解任されたハリルホジッチ前監督と関係がよくなかった選手たちが活躍しています。2試合で1ゴールの香川真司、1アシスト1ゴールの本田が最たる例でしょう。彼らは、ハリル体制では代表に選ばれたかも微妙でした。岡崎も同様です。また、西野朗監督になって、スターティングメンバーもだいぶ変わりました。乾や柴崎、昌子源が大活躍していますが、彼らもハリル体制では重用されていたわけではない」(サッカーライター)

 とはいえ、彼らはハリルジャパンでも試合に出場していた選手たちだ。そんな彼らに対し、ハリル氏は「日本はデュエル(一対一の勝負)が弱い」と切り捨て、同調するように戦術家をうたうサッカーライターたちも「日本人選手はフィジカル的にも、戦術理解度も低い」とハリル氏を支持していた。

12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真