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そんなバカな……

「いつも強烈な痛みが……」不妊に悩む若夫婦、まさかの”穴”違いだった!

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 晩婚化が進む日本では近年、不妊症に悩む男女の割合が急増しており、実に6組に1組が不妊治療を受けているといわれている(国立社会保障・人口問題研究所調べ)。こうした状況はお隣・中国でも同じ。経済発展や女性の社会進出が進んだ結果、晩婚化が進み、不妊に悩む世帯も増加している。

 しかし中には、性知識の乏しさゆえに、子宝に恵まれないというケースもあるようだ。

「貴陽晩報」(8月23日付)によると、貴州省に住むある若夫婦が不妊に悩んだ末、病院で詳しい検査を受けたところ、意外な事実が判明した。

 夫が26歳、妻が24歳だったが、結婚から4年経過しても妻が妊娠することはなかったという。そこで夫婦は、地元の産婦人科医を訪ねた。医師の問診に対し、妻が「性行為にはいつも強烈な痛みが伴っているが、子どもが欲しいので我慢している」と話したため、詳しい検査をしてみると、なんと妻は処女であることがわかった。

 実はこの夫婦、4年間ずっと肛門性交をしていたという。つまり、ずっと“穴”を間違えていたのだ。

 にわかに信じがたいが、性教育の普及が課題となっている中国では「さもありなん」な話だ。

 このニュースについてあるネットユーザーは、「地元の村に何年も不妊に悩んでいた夫婦がいたが、話を聞くと、2人は性行為をしていなかった。同じベッドで手をつないで寝ていれば妊娠する、と思っていたようだ」というエピソードを紹介している。

 ちなみに中国では、年間1,300万件の人工中絶が報告されている。また、梅毒患者は年間50万人、HIV感染者・エイズ患者数は年間10万人ずつ増加しているというデータもあり、性教育軽視の弊害を見ることもできる。

 一人っ子政策を撤廃し、「産めよ育てよ!」と国民に大号令をかけている中国だが、その前に性教育に取り組んだほうがよさそうだ。

(文=青山大樹)

最終更新:2018/08/29 14:00
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