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学園祭実行委員会がスクラムを組んで文化連盟の入場を拒否!? 夏の法政大学学生運動

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 いまや、日本の学生運動のメッカとなっている法政大学。これまでも当サイトで報じてきたように、季節に一度はなんらかの騒動が起こり、全国から注目を集めているのは間違いない。もはや大学が就職予備校となった時代に、大学とは何かを考え、異議申し立てを続ける学生たちこそが、真の愛校心の持ち主であることは間違いない(たぶん、おおかた、おそらく……)。

 そんな法政大学で、7月から「夏祭り」が始まっている。焦点となっているのは、毎年秋に行われる学園祭・自主法政祭をめぐるものだ。

 7月10日に多摩、12日に市ヶ谷の同大学キャンパスで行われた参加者向けの説明会(学園祭に出展を希望する全サークルが参加して行われるもの)において、法政大学学生運動の軸となっているサークル連合・法政大学文化連盟(以下、文化連盟)に対して、学生らで組織される学園祭実行委員会(以下、学祭実)が大学職員と共にスクラムを組んで入場を阻止し、排除を行ったというのである。

●文化連盟の主張する当日の様子
<http://www.youtube.com/watch?v=1rQm3HTplJ0>
<http://www.youtube.com/watch?v=BtGAaRx01Ss>
<http://www.youtube.com/watch?v=TECzX0zdKSY>

 文化連盟側の主張によれば、11日の多摩キャンパスでは、学祭実側の学生は「あれれ? なんで処分者なのにキャンパスに入れるんですかー?」「入れないのは大学のルールですから」と発言し、文化連盟のビラ配布を妨害。12日の市ヶ谷キャンパスでは、スクラムを組んでいた学祭実側の学生が、スクラムを撮影していた文化連盟側に対して暴行を加えたという。

 学祭実が、大学当局と共に学生運動を弾圧する側に回ったのは昨年からだ。それまで、学祭実は文化連盟の企画趣意書を受け取っており、不当な文化連盟排除には消極的ながらも抗議の姿勢を示していた。ところが昨年になり、学祭実は突然、文化連盟の説明会への拒否を始めたのだ。文化連盟委員長の武田ゆひまる氏は語る。

「学祭実側は、“過去に文化連盟が学祭実のメンバーに暴行を加えた”ことを理由としています。しかし、こちらには身に覚えがないことであるのはもちろんのこと、学祭実側はいつ・どこで・誰が行ったことかも説明しません。再三にわたって回答を求めておりますが“交渉の席も持たないし、回答もしない”と拒否されているんです」

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