日刊サイゾー トップ > 芸能  > 資生堂によるCMタレント“大量囲い込み”の実態(後編)

資生堂によるCMタレント“大量囲い込み”の実態(後編)

20080131_shiseido2.jpg昨年9月、「白TSUBAKI」のCM発表会。左から・蒼井優、仲間由紀恵、広末涼子、
竹内結子、観月ありさ、鈴木京香とやたらゴーカ。(写真提供/産経新聞社)

 『化粧品業界再編地図』によると、同社の業績はここ10年の間に3回も最終赤字に陥っている。最後に赤字決算を迎えたのが05年で、同社がメガブランド戦略を打ち出した時期と合致。巨額投資が〝最後の切り札〟だったと考えれば、あれだけの人数を揃えたことにも納得がいく。

 また、「財界展望」(06年10月号)によれば、大勢のタレントとCM契約を結ぶことには、「買い占め」のメリットもあるという。広告業界には「CM縛り」という仕組みがあるため、CMに出演したタレントは競合社の提供番組に出られなくなる、もしくは出演の際にスポンサーの了承が必要になる。よって、多くのタレントと契約を結べば結ぶほど、資生堂はメディアに干渉できるようになるわけだ。

 さらに契約を結んだタレント側も、資生堂のブランドバリューでギャラが跳ね上がったり、同社が大口スポンサーである女性誌などの表紙を飾る機会が増えたりと、さまざまなメリットがある。しかし、「資生堂の天下は、そう長くは続かないのでは?」と、前出の島野氏は分析する。

「人気女優を端から端まで使って、SMAPも使って……ときたら、単純にそれ以上のものを作るのは難しいでしょう。今の資生堂は、ずっと切り札を出し続けている状態。3匹目のドジョウは、おそらくいないんじゃないかと」

 競合社であるカネボウ化粧品を傘下に加えた花王は、06年度世界大手各社のビューティケア部門売上高ランキングで、資生堂に次いで8位につける大躍進を見せた(東洋経済調べ)。さらに昨年12月には、カネボウ化粧品より新メーキャップブランド「コフレドール」も誕生し、資生堂に負けじと、柴咲コウをはじめとしたスターダストプロモーションの売れっ子女優陣5人が起用されている。足元をすくわれないためには、「黒TSUBAKI」とかで細々と稼ぐしかない!?
(アボンヌ安田/「サイゾー」2月号より)

【関連記事】 某大手芸能プロに聞く! “美人すぎる”藤川議員のアイドル性
【関連記事】 エリカ様と新会社もアリ!? あびる優が語る“芸能プロ”

最終更新:2008/02/09 12:09

資生堂によるCMタレント“大量囲い込み”の実態(後編)のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店すべて見る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士、かく語りき

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

テレビウォッチャー・飲用てれびの『テレビ日記』

テレビの気になる発言から、世相を斬る!

じゃまおくんのWEB漫クエスト

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、インターネットに埋もれる一押しマンガを発掘!

腹筋王子カツオ『サイゾー筋トレ部』

“腹筋インストラクター”腹筋王子カツオさんが、自宅でも簡単にできるエクササイズを紹介!

イチオシ企画

【PR】DYM・水谷佑毅社長の野望とは?

医師免許を持つ、ベンチャー経営者の異色の半生!
写真
特集

問題案件連発でジャニーズ帝国崩壊!?

マッチの不倫や山下智久の退所などが重なり、ジャニーズの根幹がゆらぎ始めている…。
写真
人気連載

小室圭さん母の元婚約者が最後の“賭け”?

今週の注目記事・第1位「後援者2500人パー...…
写真
インタビュー

ブレイク間近、アインシュタイン登場

 関西ではすでに和牛やアキナと並び、抜群の人気を誇るアインシュタイン。そして現在、ボ...
写真