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連載再開の「おせん」原作者がジャニーズを真っ向批判!?

osen15.jpg『おせん』15巻

 昨年4月から蒼井優主演で放送されたドラマ『おせん』(日本テレビ)。飲酒騒動を起こして謹慎していたジャニーズ事務所・内博貴の連ドラ初出演でも話題となったが、ここにきてこの『おせん』に関する不穏な動きが出始めている。

「実は、ドラマ『おせん』放送開始と同時に、週刊イブニング誌上で連載していたコミックが突然休載になっていたんです。原作ファンの間では、ドラマ化の際に何らかのトラブルがあり、原作者・きくち正太がやる気をなくしてしまったのでは? との憶測が流れました」(ドラマライター)

 事実、きくちは後にドラマ化について、「(作品を嫁に出して)幸せになれるものと思っていたら、それが実は身売りだった」(『プレジデントファミリー』09年1月号)などと語っており、休載の原因がドラマにあることを暗にほのめかしている。休載が08年4月から12月にまで及んだことを鑑みても、そうとうショックを受けたということだろう。その後、夫人やファンの励ましを受け、「おせん」は「真っ当を受け継ぎ繋ぐ。」と題して「週刊イブニング09年2月1日号」より新シリーズとしてスタート。ようやく過去の遺恨を吹っ切れたかと思われたのだが、ここでもひと悶着起きそうな雰囲気が漂っているのだ。

「連載再開後の物語は、テレビ局の人間が、番組で紹介するために料亭”一升庵”を訪れるところから始まります。一升庵のよさをわかってもいないのに企画を成立させるために強引に話を進めようとするプロデューサーが登場したり、『テレビに雑誌にマスコミ 信用しちゃいけねえ 期待もしちゃいけねえ』『わっちは別にかまいやせん 真っ当なことを真っ当につたえてくれんなら』というおせんのセリフが意味深ですよね。ラストは、予定していたメインパーソナリティが業界内の政治力によって『アイドル男性 Jニーズ事務所』のタレントと差し替えられそうになるところで、次号に続くのですが、Jニーズがジャニーズを指していることは明白。テレビ業界とジャニーズを真正面から批判するような内容なんですよ。これらのことから、内の起用はジャニーズのゴリ押しで、それも原作者の不信感を煽ったのではないかと憶測する声が高まっています」(同)

 これらの推測について「週刊イブニング」担当編集者に質問をぶつけてみたところ、「”Jニーズ事務所”というのは、単に日本の大手芸能事務所をイメージしやすくしただけで、他意はありません。内容についても、実際にあった事件をモデルにしたわけではありません」とのこと。だが、ここまで露骨に名指ししていることからも、ジャニーズ事務所と日本テレビに対する原作者きくち正太の意図が込められていると見るのが自然だろう。

おせん 15

展開が楽しみです。

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最終更新:2009/02/02 02:18
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