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滝川クリステル『アバター』にウットリ……でも、やっぱり野望は仕事?

takikuri-movie.jpgジャームズ・キャメロン監督(左)、滝川クリステル(中)、
プロデューサーのジョン・ランドー氏(左)

 12月23日公開の映画『AVATAR(アバター)』のジャパンプレミアが、21日TOHOシネマズ六本木で行われ、ジェームス・キャメロン監督らと共に滝川クリステルが舞台挨拶に登壇した。「『タイタニック』が素晴らしくて、その時から本当にファンでした」と監督を前に感動しきりだった滝クリだが、囲み取材で報道陣からマイクを向けられると、長年のアナウンサー歴のせいか、思わず向けられたマイクを手に取りそうになり「職業病ですね」とクスっと笑う場面もあった。


 3D作品である本作については、「本当に”映画”という概念を覆すような作品です。3Dだとメッセージをより感じてもらえる迫力がある。今まで人間が犯してきた醜い罪、欲によって作られた弊害を見直さなければいけないというメッセージが詰まっているのですが、14年も前から脚本ができ上がっていたということを聞いて、地球の危機をこんなにも早く危惧していたのかと驚きました。この先見の明が素晴らしい。もちろん普遍的なラブストーリーも盛り込まれていますし、神秘的な映像で視覚だけでなく五感すべてで楽しめる作品です」と本当に心から感動した様子で、饒舌に語る。

 また、作品にちなんで報道陣から「もう一つの身体、命が得られたらどうする?」と問われると、「宇宙に行ってみたい。自分はこの地球にいて、もう一つは全く別次元に行きたい」とユニークな回答。

 屋外のブルーカーペットイベントでは、寒空の下で肩出しのドレスを着ていたため、同席した沢村一樹からジャケットをかけてもらっていたことに触れられると、

「後のフォトセッションの時に返してもらうけどね、と釘を刺されましたけど」と笑う。

 その流れでお約束の恋愛について質問が及ぶと、「今まで毎日仕事のことしか考えられませんでした。アナウンサーを卒業して時間ができたんですけど、これが全く変わらなくて……」

 好みのタイプについては「今度は真面目な方と。青くない人の方が……広く世界を見ている方がいいですね。焦らず、ゆっくりとパートナーになれる人と出会えればいいなと思います」としながら、「これからも視野を広げられるようさまざまなことにチャレンジしていきたい」と仕事に野心を燃やしているようだが……? さらに来年の野望について聞かれると、微笑みながら「純愛ですかね」と切り返した。

 隙もソツもなく、真の意味で”美人すぎる”滝クリ。果たして、どんなパートナーを見つけるのだろうか。
(文=山田裕子)

ecocolo (エココロ) 2008年 12月号

スッピン過ぎて誰だか分からない、と好評だった号。

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最終更新:2009/12/22 15:31
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