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【第24回】小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談

叶井俊太郎さんの至言「結婚したければ高2で100人斬りの男を探しなさい!」(後編)

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前編中編はこちらから

叶井 いや、そんなのは全然気にせず、俺にとっては「付き合う=セックス」だったから、「まずやってみようよ」と。で、やってみて終わり。だからデート的なことをしてない。

――ひどい! 男女交際の認識がおかしいですよ! ……ってことは、本にも書かれてた、中学の同窓会で久しぶりに昔の彼女に会ったときに、「どうやって別れたんだっけ?」って聞いたら、「信じられない! あんたが私を呼び出して、『頭のてっぺんから足のつま先まで嫌いだ』と言って唾を吐いた上に、膝にケリ入れて帰って行ったんだよ!」って言われたっていうエピソードも、あながちウソではなさそう!

叶井 それ、ひどいよね~。俺も全然覚えてなくて、その場にいた人に、「俺そんなことした?」って聞いたら、「した!」ってみんな言うの。そのことはぜんぜん覚えてないんだけど、その翌日に学校行ったら、俺の机と椅子がなくて……。その女の子の友達が怒って全部隠したんだって。「先生、机と椅子がない!」って言って、すごい探したのは覚えてるの。だから、やったんだよな、たぶん。……これ、後味悪いね! だから、この時はまだピュアで純情な俺がまだ女性をどう攻略していいか分からないっていう、修羅場の「エピソード・ゼロ」的な話ですよ!

――女の敵すぎる!! じゃあ、女性の攻略方法を覚えてからは、一度きりの方とも後味良く別れられてるんですよね、どうすれば後腐れなく出来るんですか?

叶井 やる時はやって、帰るときに「またいつか電話するね」で終わっちゃうよね。向こうから「不安なんです」とかいろいろメール来たりするんだけど、もう返さない。

――うわぁ、なんかもう「斬り捨て御免!」みたいな……! よく今まで後ろから刺されることなく暮らせましたね!

叶井 しょうがないもん(キッパリ)。そういう人からメールが来て、もし会っても顔も覚えてないわけだから、「あれ? アイツだと思ったら、コイツだったのか!」っていうこともあったし、俺の想像通りに来た人ひとりもいないもん。あれはなんだろうなー、無駄な時間過ごしてるよね。だってその気分じゃないんだもん。違う人来てるんだもん。で、帰るのもちょっと悪いと思うから、一回とりあえずやるけど、なんかこう、物足りない? コイツじゃないんだよ……って。

――ぜんぜん共感できないですけど、カレー食べようと思って家を出たらカレー屋がそば屋になってて、もうお腹はカレーの準備してたのにがっかり……みたいなことですかね。

叶井 なんでこうなっちゃうんだろう? でも、”やらなきゃいけない”っていう義務感? そういうのしょっちゅう。だから、そういう子たちはもう携帯に登録してないね。結婚してネットにいっぱい出たときは、知らないアドレスからメールがワーッときて、いちいち返したもん。「ご無沙汰ですね」とか。全然知らないのに。

――それは、やっぱりおめでとうメールとかではなく……?

叶井 うん、600人斬りって書かれてるから、「私は何人目ですか?」って聞かれたりして、「222」とか、もう適当に若いナンバーで。500何番とか遅めの番号にすると、女性に失礼かなとか思って。

――気を遣う部分がなんかおかしいです! しかしながら、今ではいいパパですもんね。そういう遊んでた人とかヤリチンに辻斬りされず、本命になるためにはどうすればいいんでしょう?

叶井 だから、まずは達観しなきゃダメじゃん。何度も言うけど、高2で100人いってないとダメだっていうのが俺の持論だから、まず「高2で何人くらい?」って聞けばいいんじゃん?

――それで、1~2人、もしくはいまだにゼロと言われたら?

叶井 「ちょっと足りないな~」って言えばいい。あなたの高校時代にいた? そのくらいの人。

――いないですよ! 女子高にとって先生以外の男子は異星人ですから、たまに自販機の補充に作業服の男の人がやってくると、「男がいるぞ!」ってみんなで見に行ったりしてましたよ。

叶井 出会いがなかったんだ。

――やっぱり共学と比べてかなり少ないと思うし、未だにうまい付き合い方も分からないですね。私、売れない着エロ系のグラドルだったので、なんかこう、「軽く見られてるんじゃないか?」とか、気にしすぎて身構えちゃうんですよ。

叶井 あー、着エロだから簡単だろうと思って近づいてくるとか? 難しいねー、そういうの。仕事とか気にしない人がいいよね。40代ぐらいになってるとそういう人いるかもよ? 俺全然気にしないもん。AVの人とやったこともあるけど、全然知らずに後から聞いて、「下手だね! 潮とか吹かないじゃん!」とか言って(笑)。

――一回きりなのにダメ出しまでされるのか! なんていうか、現在の奥さんのくらたまさんがすごすぎる。他の人と、何がそんなに違ったんですか?

叶井 やっぱり、24時間一緒に過ごした時の、いろんなタイミングあるじゃん? ご飯食べるとか寝るとか、そういうの全部合うんだよ。今までそういうのはあんまりなかったから、一人暮らししてるようなもんだよ。過去の人たちのときは、「一緒に住みたい」とかなかったもん。その時の女性に対する気持ちと、40代になってからの気持ちは違うじゃない? ちょうど俺が「常にキープするのも、もういいや」と思ってたころに出会ってたから、くらたまと。

――なるほど、こんなに「結婚はタイミング」って言葉が当てはまることもないですね、本当に達観してからだったから。

叶井 そうそう、あと趣味とかも含めてさ、すごい合うからね、そこは楽だね。

――羨ましいなぁ。ちなみに、やっぱり息子のまーくんにも高2で100人いってほしいですか?

叶井 いってほしいね~! ただもう小学校4年だから、その時点でオナニーしてないわけじゃん? その時点でちょっと、ねぇ? 本には書いてないけど、本当は俺と暮らしてる間にオナニー教えたかったの。

――早すぎるでしょ! 9歳って、ちびまる子ちゃんとかの年齢ですよ!

叶井 いや、俺の歳で結構みんなやってたから。中目黒小学校ではオナニーがブームでした。

――まさか! 私の小学校では酒瓶の蓋を回したり、バトル鉛筆がブームでしたよ?

叶井 オナニーだったよ! 「透明なの出たよ!」「ダサい、こっちは白いぜ!」とか。中目黒小学校の女子は4年くらいからブラジャーしてたから。

――早い! 私は中学生までしてなかったですよ。今でもしなくて平気なくらい。

叶井 遅すぎますよ!!

――あんま大きくなかったんですよ!

叶井 (一瞥して)……そっかそっか。でもみんなそうだったんだよ! 男子はオナニーブーム!

――……じゃあちょっと話を戻しますけど、娘さんのココちゃんが高2で100人いってたらどうですか?

叶井 尊敬するね。俺はバンバンやればいいやと思ってるから。モテる女になれ、と。俺は男も女も10代の時にヤリまくれ! っていう考え方だから。

――でも性病とか怖いじゃないですか。気にならないんですか?

叶井 それはもう、危機管理能力が抜けてるよね。そこを相手を見て病気かどうか判断できる人になってほしいね。そこにいくためには高2で100人。

――よーし、じゃあまずは100人目指すぞ~って言って、一人目ですごいやばい病気に当ったら怖いじゃないですか!

叶井 そこはちゃんと見極めろって教えなくちゃな。俺が遠くから見て教えるわ。俺が見て、「あいつは大丈夫だ、やってこい」と。

――叶井レーダー……。私、絶対分かんないですね。「持ってない、大丈夫」って言われても信用できないです。

叶井 そんなの当たって砕けろだよ! 男もそういうふうに見られたらめんどくさいって思っちゃうんじゃない? ダメだよ! マイナスです! マイナスイメージ!!

――ちょっと仲良くなった男子とかでも、そういう雰囲気になると脱兎のごとく逃げますね。この前の大地震の直後、また大きな余震が来るとか、放射能とか、ニュースやネットで散々あおられて、「いざという時、猫を連れてどこに逃げたらいいんだ……」って不安でいっぱいのときに、近所に住んでる男性の知人に「何にもしないから、猫も連れて家に来なよ。こういう時は助け合いだよ!」って言われて、うちは古い木造で震度3でも震度5くらい揺れるので、お言葉に甘えて猫と避難させてもらったんです。

叶井 へー、そういう手口もあったのかー(感心しながら)。

――でも、案の定そういうエッチな雰囲気を醸してきて、「いや、すみません、何にもしないって言いましたよね?」って流し続けてたら、翌日に追い出されましたね。余震がんがん来て、原発から煙がモクモク出てるのに、ひどい!

叶井 ひどいのはそっちだよ!! 何言ってるんだ、君は!! もう、「病気持ってるかも」とか、「セックスだけで終わっちゃう」とか、そんなのはとっぱらっちゃえばいいんだよ!! 会う=セックス!! 本能のまま行けばいいんだよ……!!

――そんなに性欲旺盛じゃないですもん、私。

叶井 ……ま、一回やってみよ? やってみないと分かんないからさ。あまりセックスに対して比重を置きすぎてると、良くないんじゃないの?

――いやー、どうせなら結婚してからの方がいいんじゃない? くらいに思ってますよ。

叶井 うん、ダメだよね。とりあえずやっとかないと分かんないもん。とりあえずそういう無駄なものをとっぱらって。もう26歳でしょう? ……遅いよね。スタートが遅すぎる。

――確かに、若いうちに遊んでおけばもっと違った今があったのかも、とは思いますが、引きこもりのオタクだったしなぁ……。

叶井 まぁ、今だったらまだ間に合うかもしれない! ちょっと周りに追いつかないといけないから、ペースあげないと!!

――えー……。

叶井 その地震の時の人に「もう一回家に来なよ」って言われたら行くね?

――そういう、災害をだしにして女性をどうこうしようって感じの人は嫌です……。

叶井 「放射能だから来なよ、うち核シェルターになってるよ」とかだったら?

――ドクター中松じゃないですか! 無理なものは無理ですよ!

叶井 もう、君はダメだ、意味が分からない。とりあえず、くらたまに投げるから、『だめんずうぉ~か~』に出て。いまネタが切れてるらしいし。

――マンガのネタになるほどメンズの引き出しがないっす!

叶井 ああ、「男を好きになったことがない女」とかでいいんじゃないの。(投げやりに)

――好きになったことくらいあるもの!!

叶井 フーン、すごいねー(鼻で笑って)。そう言っていればいいじゃないの。じゃあ次のお仕事決まりです! よかったー!

――なんか主旨からは外れましたけど、良かったー! 今日はありがとうございました!(投げやりに)
(取材・文=小明)

●かない・しゅんたろう
1967年、東京都生まれ。フランス映画『アメリ』(01)の買い付けなどで知られる映画バイヤー・プロデューサー。「600人斬り」を自称する「だめんず」にしてマンガ家・倉田真由美の夫。11年3月『突然、9歳の息子ができました。』上梓。

●あかり
1985年栃木県生まれ。02年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。
ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/
サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中

突然、9歳の息子ができました。

世はイクメンブームですから。

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最終更新:2018/12/19 15:00

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