『耳の穴』ウエラン・井口浩之の「コント師イジリ」と、かつてバナナマン・設楽が語った「売れ方」の話
初代は刺殺され、四代目は男色家! スキャンダルで見る”團十郎十二代”
2011/06/13 09:00
『悲劇の名門 團十郎十二代』(文
藝春秋)
藝春秋)
「死ぬかと思いました」
昨年11月、歌舞伎役者・市川海老蔵が西麻布の飲食店で伊藤リオン被告に暴行を受けた事件は、まだまだ記憶に新しいことだろう。左目を真っ赤にさせて、しかられた小犬のような表情でうなだれる海老蔵の会見を見たとき、こっけいに思うと同時に、その柔らかく、はっきりとした語り口に感心したものだ。
最終更新:2011/06/13 09:00