日刊サイゾー トップ > カルチャー  > 一晩中ずっと『エウレカセブン』
三瓶由布子&名塚佳織も登壇

一晩でシリーズを総ざらえ! 『交響詩篇エウレカセブン』オールナイト上映会

_MG_4004.jpg

 最後の質問コーナーでも思い出話が弾んだ。もし自分の役と会話ができるとしたら、という質問には、京田知己監督が作品HPに「最終回を経て、もしもう一度会うことができたら、おかえりと言ってあげたいという気持ちはすごくありました」と書いたことを引き合いに出し、レントンにおかえりと言ってあげたいと三瓶は答えた。

「男らしくなったなぁ、と」(三瓶)

 一方の名塚も、「レントンと出会って恋する気持ちというものが芽生えたので、やっぱり女子トークというか、一緒に買い物にいったり、(劇中で)化粧を教わっていましたけど、それこそ化粧品を買いに行ったりとか、一緒に女友だちとして遊んでみたい」と、自分の演じたキャラクターでありながらも年下の別人というスタンスで、優しい視線を投げかけていた。

 すると、三瓶のエウレカ愛が爆発して「(エウレカに)かわいいって言ってあげたい。でもかわいい、を通り越して好きだ! って言うかもしれない(笑)」と激白。
 
 これだけ役者とファンに愛され、年数をかけて成長したロボットアニメーションというのも、そうはないだろう。

 現在、新たに発信する役目は新作の『エウレカセブンAO』に受け継がれている。前作メインキャストのふたりも『AO』に期待し、早くもハマっているようで、三瓶は「もう、毎回(アフレコに)行っちゃおうか。本城(雄太郎)くんに嫌がられるかもしれないけど(笑)」というほどの熱の入れよう。名塚も「エウレカの今までの世界観が残りつつも新しいものとして走り出しているのは、いち視聴者としてうれしい。アオがどんな成長を遂げてくれるのか、一緒に最後まで応援していきたい」と、ファンを代表するコメントを残した。

 前作から最新話までを一気に駆け抜けた上映会。『エウレカセブン』シリーズを見守り続ける人々の存在を実感させるイベントだった。
(取材・文=後藤勝)

最終更新:2012/04/20 18:00
123
ページ上部へ戻る
トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『光る君へ』疫病の流行と宮中での火事

──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・NH...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真