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「口なら5,000円……」“JK”摘発の余波で秋葉原路上のビラまきが全面禁止の可能性も

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 秋葉原の街から、ビラまきが一斉に消えることになるやもしれない。

 いまや、世界規模で知名度のある街となった秋葉原。国内はもとより、国外からも多くの人々が訪れる観光地となっている。そして、一時のブームではない永続的な観光地とすべく、活動する人々や団体も多くなっている。

 だが、光あるところには影があるもの。観光地化に向けて大きな障害となっているのが、乱立するJK系店舗と、そのビラまきをする少女(いや、街娼か?)たちの姿である。

 JR秋葉原駅から中央通りを横断し、一歩裏に入ったパソコンパーツなどを扱う店が軒を連ねる通りは、夕方ともなればビラまきを行う少女たちでいっぱいとなる。その多くはJK(女子高生)を相手に「リフレ(マッサージ)」や「お散歩」などのサービスを楽しむことができる、いわゆる「JK系店舗」と呼ばれる店のものだ。今年1月には警視庁によって秋葉原や新宿など、都内17店舗が一斉に摘発された。容疑は労働基準法違反(危険有害業務の就業制限違反)だ。

 しかし、ビラをまく制服の少女たちの姿が消えたのはホンの一瞬。それから数カ月とたっていないのに、ほとぼりが冷めたかのごとく彼女らは復活している。もちろん、以前に比べると警戒心は強い。「JK系店舗」が問題視され始めた昨年の秋頃には「いくら?」と聞けば「口なら5,000円」と、露骨に「援助交際」に応じる少女すら存在した。すべてが「援助交際」に応じるわけではなかったが、「オプション」「裏オプション」といったキーワードで軽く性的なサービスが存在することをアピールするものがほとんどであった。

 1月の警視庁による摘発が功を奏したのか、そういった性的なサービス自体は姿を消しているようだ。実際に街頭に立っていた制服姿の少女の何人かに声をかけてみたが、「今はやっていない」「警察にバレたら店長の名前をいわされるから……」などと言う。実のところ、サービスの内容自体には警戒心が旺盛だが、街頭でのビラをまく様子には1月の摘発以降もあまり変化が見られない。

 それに加えて、秋葉原の「JK系店舗」が「非発射系風俗」などという呼び方で報道されたことによって「秋葉原は危険なところ」というイメージを持つ人々も増えているという。日常的に秋葉原を利用しているならいざ知らず、地方から初めてやってきた人々にとっては、風俗店とほぼイコールである「JK系店舗」のビラまきは、とてつもなく悪印象なものであろう。

 4月に入り警視庁はこうした店舗で働く女子高生を、保護ではなく補導の対象とすることを通達。4日には秋葉原の店舗で11人が補導された。しかし、対象となるのはあくまで18歳未満のみ。翌5日の金曜日には、いつもと変わらず制服姿でビラをまく少女(いや、18歳以上かも)が溢れていたのである。

 こうした秋葉原のイメージ悪化に対処すべく、秋葉原に関わる人々の間では、いまやビラまきが全面的に禁止すべきという意見すら、飛び出しているのだ。いわゆる「脱法風俗」に最も頭を抱えているのは、類似すると思われてしまう一般のメイド喫茶などの店舗だ。

 3月に開催された「秋葉原cafeトークライブ」でも、この問題は大いに議論された。「秋葉原cafeトークライブ」は、秋葉原UDXのUDXオープンカレッジで毎月開催されている、秋葉原の町おこしなどを考えるイベントだ。3月の例会で登壇した「万世橋メイド系店舗連絡協議会」会長の佐々木俊一氏は、

「2年ほど前から、会員や町会と一緒に道路使用許可を受けていないなどルール違反を行っているビラまきに対して、注意する活動を行っています。ところが、活動を始めて3日目に『セクハラを受けた』『営業妨害だ』と警察に苦情を言われれる事例が相次いだために、万世橋署からも『警察が一緒じゃない時には注意する活動はやめてくれ』ということになった」

と、悪質な店舗を取り締まることの問題点を話す。さらに、佐々木氏は「取材を受けるたびに、何年間も営業しているようなメイド喫茶やリフレとJKとはまったく違うと必ず伝えています。真面目に営業している店舗が被害を受けているんです」とも。


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