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恒例、北朝鮮風大学の新入生歓迎祭? 春の法政大学解放総決起集会の一部始終

hosei1305_009.jpg社内運動会の恒例行事。背広で棒倒し……ではない

 瞬く間にもみ合う中から、右に左に引きずられていくヤツがいる。

hosei1305_010.jpgよく見るとなにもしてないヤツがいるのが、まさに「乱闘」

 何を撮影すべきか、戸惑うところだが、とにかく右の方へ引きずられていく学生に追いすがると、なんと本サイトにも登場したことのある齋藤郁真・全学連委員長ではないか。

hosei1305_011.jpg「行く」ともいっていないのに無理矢理「ご招待」されていく
齋藤郁真・全学連委員長

 決死の抵抗をする斎藤君だが多勢に無勢、最後は手足を抱えられて、まさに「ドナドナ」という言葉がよく似合うスタイルで警察車輌へと押し込められていった。

hosei1305_012.jpg結局、御神輿状態でドナドナ……

 それで騒ぎは終わらなかった正門前では、さらに続々と逮捕者が出ていた。地面に押し倒され制圧されている学生はいるし、

hosei1305_013.jpgあちこちで、制圧されていく

 植え込みに頭から突っ込まされているヤツも(公務員が公然と公共の植木を破壊か?)。

hosei1305_014.jpg植木は大切にしなきゃあ、いかんじゃないか!

 やたらと、熱くなって一人で暴れている公安警察もいて、

hosei1305_015.jpgいつの間にか、土手には野次馬もいっぱいだ

 抗議する学生側の支援者と一対一でもみ合っていたり。まさに、警察=国家の所有する暴力装置という状況が目の前で繰り広げられていくのである。

 心の中で「平常心、平常心」と唱えながら、極めて落ち着いて状況を写真におさめようと試みる筆者。連行される学生をベストポジション(扉の開いた護送用のマイクロバスのドアのとこ)でカメラを構え得ていれば、さすがに目立つのか、公安警察に「写真撮ってるんじゃねーよ」と、思い切り怒鳴られる。

「まあまあ、写真を撮ってるだけですから落ち着いて」

 と、(週末にデートの予定もあるので)逮捕は勘弁な筆者は、冷静を装いながら切り返すが、追い出されてしまう。マイクロバスの助手席を見ると、私服の超萌えっ娘な風味の女性警官が。思わずシャッターを切れば、汚いものでもみるような目をされながら、顔を隠されてしまった。

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