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今年の紅白はアイドルに冷淡? 初出演NMB48が、HKT48や乃木坂46らに先んじたワケ

【リアルサウンドより】

 第64回NHK紅白歌合戦の出演者が11月25日に発表され、赤組で3組、白組で6組のミュージシャンが初出演を果たすことが明らかになった。

 NHKの音楽番組『MUSIC JAPAN』に女性アイドルが多数出演し、昨今のアイドルブームを牽引していること、そして朝のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』が一大ブームとなったことを受けて、今回の紅白には様々なアイドルグループが出演するのでは、と噂された。しかし実際に女性アイドルで初出演を果たしたのはE-girlsとNMB48のみ。EXILE率いるLDHに所属するガールズ・エンタテインメント・プロジェクトであるE-girlsは、過去にTokyo Idol Festival2012に出演した経験があるものの、果たしてアイドルという枠で語れるのか、という疑問もある。その点を考慮すると、純粋に女性アイドルとして初出演を果たすのは、NMB48だけではないか。

 今年2月にリリースされたNMB48のファーストアルバム『てっぺんとったんで!』には、「12月31日」という、紅白について歌った楽曲が収録されている。昨年の紅白にAKB48SKE48が単独出演を果たす中、それを逃したNMB48が、テレビ越しに彼女たちの姿を見る悔しさを描いた一曲だ。(AKB48の一員としてNMB48のメンバーも参加していたので、テレビの前というのはもちろん脚色だが)2013年のNMB48は、その悔しさを全面に押し出して活動してきた。『てっぺんとったんで!』のジャケット撮影は、紅白歌合戦の会場でもあるNHKホール前で行い、NMB48のロゴはNHKのそれに似せた。さらには、NHKホールをファイナルとした東日本ツアーも行い、大切なコンサートでは、必ず「12月31日」を歌い続け、紅白出演への強い意志をアピールし続けてきた。

 NMB48の2013年は、紅白という明確なゴールへ向かいひたすら走り続ける1年だった。そのがむしゃらな姿勢は、前年に初出演を果たしたSKE48よりもむしろ、ももいろクローバーZに近いものがあったように思われる。NMB48は念願だった紅白の舞台で、全国のお茶の間を前に、果たしてどんなパフォーマンスを繰り広げるのか。期待が膨らむばかりである。

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