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復活エレカシが木村拓哉と共演 名曲『今宵の月のように』を高らかに歌い上げる
2013/12/05 09:00
リアルサウンド
後半のハイライトは、木村拓哉とエレファントカシマシの名曲コラボだ。ボーカル宮本浩次の左耳疾患による1年近い休養を経て、今年9月の日比谷野外音楽堂公演で復活を果たしたエレファントカシマシ。彼らの1997年の名曲「今宵の月のように」を、ギターを抱えた木村拓哉がアカペラで歌い出す。そこに宮本の歌声とバンドの演奏が加わり、スタジオには張り詰めた空気が生まれた。バックには武田真治がサックスで加わり、演奏は次第に熱を帯びていく。木村拓哉のボーカルは、宮本への敬愛を感じさせるオーソドックスなもの。宮本もそれを受け止めながら、伸び伸びとした歌声を披露した。歌い終えて握手を交わした二人は、演奏中のシリアスな表情から一転、ホッとしたような笑顔を見せた。成熟した大人のシンガーふたりの、実りあるコラボレーションだったといえよう。
(文=編集部)
最終更新:2013/12/05 09:00