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総額3億円超!? “偽ベートーベン”佐村河内守を待つ賠償請求ラッシュ――

samuragochi0209.jpg『火の鳥/東京佼成ウインド・オーケストラ・ライヴ』(日本コロムビア)

 ゴーストライターを使っていたことが発覚した“偽ベートーベン”の佐村河内守氏は、今ごろ賠償金地獄に戦々恐々だろう。

 桐朋学園大非常勤講師・新垣隆氏の告発によりすべてが明らかとなり、佐村河内氏には批判の声が集中している。同時に彼の人生は暗転。コンサート企画会社の「サモンプロモーション」は、今月から5月まで予定していた全国17公演の中止を発表。チケットはすでに5,000枚以上が売れており、払い戻しだけでも4,000万円近い損失を被ることになる。押さえていた会場のキャンセル料などを含めれば被害は総額1億円を超え、同社は佐村河内氏への損害賠償を検討中だ。

 このほか、同氏の「交響曲第1番 HIROSHIMA」や、男子フィギュアの高橋大輔の使用楽曲「ヴァイオリンのためのソナチネ」の楽譜をレンタル・販売する音楽出版社も、数百万円の損害賠償請求を起こす構えという。

 最もシャレにならないのは、CD発売元の「日本コロムビア」だ。騒動のせいで全CDは出荷停止。「ソチ五輪で高橋選手が活躍すれば、再び楽曲がヒットすると考えていた。それも全部オジャンになった」(同社社員)という。

 そればかりか、同社には購入者から返金を求める電話も殺到している状況。現時点で個別の返金に応じる予定はないというが「今後、全聾(ろう)と思われていた佐村河内氏の耳が実は聞こえていたとなれば、コロムビアにも『本当は知っていたんだろ!』と批判の声が浴びせられる。CD購入者が集団で返金を求めるケースも考えられる。もしそうなれば、返金分の損失は佐村河内氏に請求することになる」(同)という。

 仮にすべてが賠償請求されれば、総額は「3億円以上」(音楽関係者)とも……。世間を欺き続けた代償は甚大なものになりそうだ。

最終更新:2014/02/10 17:32

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