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「設計図の使い回し!?」広島カープ沖縄キャンプ新球場“こけら落とし”でミソついた2つの理由

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 プロ野球は先月22日以降、オープン戦が“本格化”。各地で熱戦が繰り広げられているが、関係者の間では、ある球場でのオープン戦をめぐって批判が相次いでいる。


 広島vs阪神が行われた、沖縄市野球場。今年から地元の信用金庫が命名権を取って、コザしんきんスタジアムの名前で“新装開店”となった。

「球場のフィールド内も広くなったのはもちろん、ロッカールームやスタンドなどは完全に新築したため、過去のオンボロ球場時代を知っている関係者は皆、驚愕していました」(プロ野球番記者)

 この球場、近年は広島カープが2次キャンプ地として使用。だが「雨漏りもひどく、とてもオープン戦なんて開ける状況じゃなかった。それだけに、今後は宮崎・日南よりも温暖で、球場もきれいなしんきんスタジアムでのキャンプの全日開催を望む声が、選手サイドから一気に増えることでしょうね」(同)

 では、こけら落としの試合でなぜ、2つもミソがついてしまったのか? まずは、球場の見た目である。

「そりゃもう、那覇空港近くの沖縄セルラースタジアム(巨人の2次キャンプ地)と瓜二つの造りですから。球団関係者の質問に対し、地元関係者が小声で『同じゼネコンでやってますから……』と耳打ちする者もいたそうです(笑)。両球場とも、内野のひさし部分は白色でアーチ型。ひとたび雨が降ると、内野スタンドのほとんどは濡れてしまい、座ることができなくなる。完全に、設計図の使い回しによる“弊害”です」(同)

 もう1つは、そんな記念すべき試合に「主力抜き」で戦ったタイガースだ。

「広島は、ドラフト1位の大瀬良大地が先発。スタメンもほぼベストオーダーでそろえてきたのですが、対する阪神は福留孝介、西岡剛、鳥谷敬ら主力野手が軒並みキャンプ地・宜野座で居残り。せっかくのこけら落としも、これでは台無しです。まぁ、おおらかな地元ファンは、それでも熱心に声援を送っていましたけどね」(地元メディア関係者)

 来年は、同じことを繰り返さないでほしいものだ。

最終更新:2014/02/28 21:00
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