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みうらじゅん・安齋肇が言いたい放題! NHK BSの『笑う洋楽展』が自由すぎる!?

nhk0707.jpgNHK BSプレミアム『笑う洋楽展』

 今までまったく見たことのない斬新な音楽番組が、4月からひそかに放送されている。2013年の単発放送を経て、NHK BSプレミアムでレギュラー化された番組『笑う洋楽展』(毎週土曜24時~24時30分)だ。

 みうらじゅんと安齋肇の2人が、1950~90年代にかけて撮影、制作された多彩な洋楽映像を鑑賞しながら自由にトークを繰り広げるというバラエティ番組。何が斬新って、毎回ひとつずつ設けられるテーマ設定も、トークの内容も、音楽にまったく関係ないことばかりだということだ。

 なにせ、4月5日放送分の初回テーマからして「胸毛男」である。およそ音楽性ゼロだ。

 ただ、これはまあ、フレディ・マーキュリーあたりから始まるのだろうと、一応想像がつく。7回目の「口パク女王」とか、8回目の「ヒゲヒゲ団」、9回目の「へそ出し」あたりもシンプルで理解の範囲内だが、3回目の「ビリー張り切る」などは本当にもう、意味が全然わからない。10回目の「冷めた客席」に至っては、「どこ見てんの!?」と、アーティスト側に怒られそうだ。

 しかも、2人の口から出る言葉も、「この服、ムカつくよねえ!」「マイク、食べちゃってるよ」「この女の人、足長いねえ」など、素朴な感想だったりする一方で、「(PVのフレディ・マーキュリーと女性のからみが)リアリティがまったくないね」「(落ち着きない演出で)おしっこ行ってから撮ろうよって感じだよね」「(ジョン・ボンジョビの胸毛は)砂場で砂鉄拾ってるみたい」など、ツッコミまくりの言いたい放題。

 取り上げるアーティスト・楽曲も、誰もが知っている超有名どころから、かなりマイナーなものまで幅広いが、語られる内容は総じてなんの知識にもならず、なんの役にも立たなさそうなものばかりだ。

 それにしても、なぜこんな珍妙な番組を? テーマや楽曲等はどうやって決めてるの? また、好き勝手にしゃべっているように見える2人だけど、もしかしてぶっつけ本番でやってたりする?

 NHKの広報担当者に聞いたところ、得られたのは、以下の回答だ。

「毎回のテーマはスタッフが決め、みうらさん、安齋さんには事前にはテーマを知らせず、収録時に初めてテーマを知るようになっています。事前に何も決めず、2人に自由なトークを繰り広げてもらっています」

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