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【アジア大会・サッカー】J3のU-22選抜も効果なし!? 準々決勝、Bクラスの韓国に完敗

soccer0529.jpg日本サッカー協会 公式サイトより

 28日に行われた、アジア大会男子サッカーの準々決勝。日本は開催国の韓国に0-1で敗れた。

「日本は21歳以下のチームですが、韓国は優勝を狙うために、23歳までを使っています」

 試合中、アナウンサーはしきりにそう繰り返し、韓国が難敵であることを強調したが、実情は違うようだ。韓国サッカーに詳しい関係者は、次のように話す。


「今回の韓国チームは、よく言ってもBクラス。確かにオーバーエイジを使い、海外クラブの選手も招集していますが、逆に招集できる程度の活躍しかしていない選手なんです。Aクラスのソン・フンミンはレバークーゼンが手放さず、招集できませんでしたし、エースのキム・シヌクはケガでベンチスタート。GKのキム・スンギュはスーパー選手ですが、トータルでは一線級のチームだったとは言いがたい」

 とはいえ、韓国を率いるイ・グァンチョン監督は過去に日本と対戦し、5戦5勝。名将ともいえる成績だが、選手からの評判は決してよくないようだ。というのも、イ監督はユース年代のスペシャリストなので、トレーニング強度を高め、選手たちを教育する手法をとる。その最たる例が軍隊のようなフィジカルトレーニングで、ゆえに選手がコンディションを整えづらく、それが不満となっているのだ。アジア大会のような決戦でそれがどう出るか微妙に思えたが、結果はU-21日本代表を圧倒し、1-0での勝利をつかんだ。

 この敗戦に対し、手倉森誠監督は「あれが本当にPKのジャッジ(が正しいの)かは分からない」と暗に批判したが、前出の関係者は「完全なPKで、コーチ陣のミス」と指摘する。

「16番のイ・ジョンホは運動量こそ豊富ですが、ペナルティエリアで仕事をする選手ではない。日本でいえば、古い選手ですが、北澤豪氏のような存在。PKとなったシーンでも、イにボールをキープさせればよかったんです。あそこで競りにいくとは……。日本のスカウティングに疑問が残ります」(同)

 試合後、日本の選手たちはJリーグでの更なる飛躍を誓ったが、実際、Jリーグでフル出場している選手はほとんどいない。それを打破するため、J3にU-22選抜の専用チームを設けてはいるが、その効果は怪しいものである。

最終更新:2014/09/29 14:00
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