日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 大卒Jリーガーは3年以内に放出?

相次ぐ“元Jリーガー”逮捕に見る、大卒“低年俸”選手「3年以内に放出」の現実

zelvia.jpgFC町田ゼルビア オフィシャルサイトより

 「J2下位クラブの地力強化」と「(下部リーグの)裾野の拡大」を狙い、2014年から新たに発足したJ3リーグ。U-22選抜チームを含め、現在13チームがしのぎを削っている。当時チェアマンだった大東和美は「J1のブランド力を落とさずに、底辺を広げる」と明るい未来を語っていたが、多くのサッカー指導者たちは、サッカー界の未来に不安を抱いていた。


「今まではプロになれる枠は限られていたので、10代でまだ才能が開花していない選手は、大学4年間での結果が求められてきた。在学中にはドロップアウトしたり、それこそ犯罪に手を染めてしまう人間もいたが、大学生の犯罪ならば、そこまで大きく報じられることはない。でも、Jリーガーとなれば、そうはいかない。現在のJリーグは、名ばかりのチームが4分の3だが、プロはプロ。そこに、“そういう選手”が入る。当然、よろしくないことが起きる可能性が高まる。あまりにも簡単にJリーガーになれてしまう危険性を、Jリーグ事務局は考えているのだろうか」

 その心配が、現実のものとなってしまった。町田ゼルビアの選手だった神村奨(26)が、強姦致傷の疑いで逮捕されたのだ。神村は一昨年、プロ選手からの引退を表明しているが、それでもJリーガーだった事実に変わりはない。事実、多くのメディアに「元Jリーガーの逮捕」と取り上げられてしまっている。

 事件を起こした神村のキャリアとは、どのようなものなのだろうか?

 神村は、高校時代を三菱養和SCユースで過ごした後、専修大学サッカー部に進む。その後、観客動員数がJリーグワーストだった水戸ホーリーホックに入団するも、1年でアルビレックス新潟シンガポールへ放出されている。さらに1年後には、インドのクラブに。翌年には日本に戻り、J3に降格した町田ゼルビアに加入するも、その年に引退を発表した。失礼な表現をすれば、ほとんどが弱小クラブ。にもかかわらず、1年で解雇。そのような才能が、なぜプロになれるのだろうか?

「多くはありませんが、大学から、Jリーグチームに『こんな選手いるけど、どうだ?』という“逆売り込み”があります。大学側は、『Jリーグに○人入れた』とうたうことができ、入学率アップにもつながる。一方、Jリーグ側は、選手を言い値で獲得できる。年俸150万円前後なので、ばくちみたいなものです。そんなこともあり、大卒の低年俸選手のほとんどが、3年もしないうちに放出されているのが現状です」(サッカー関係者)

 報道によると、神村は、実家がある小田急線相模大野駅周辺で、Jリーグ在籍中の2009年頃から類似の事件を起こしていた可能性があるという。もしこれが事実ならば、Jリーグのコンプライアンスを見直す必要がありそうだ。
(文=TV Journal編集部)

最終更新:2015/05/01 19:23
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【1月期の冬ドラマ、続々スタート】視聴率・裏事情・忖度なしレビュー

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『光る君へ』「かの国」との交易と文化交流

──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・...…
写真
イチオシ記事

「高野さんを怒らせたい。」の革新性

 2日に更新されたYouTube「高野さんを怒らせたい。」の最新作が、公開24時間で20万再生を超えるスマッシュヒットとなっている。 「高野さんを...…
写真