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ITライター柳谷智宣の「賢いネットの歩き方」第68回

中日新聞「出火元誤報騒動」に見る、ネット時代の“対マスコミ”個人戦術

Chunichi_Shimbun_Headquarte.jpg中日新聞本社(Photo By Gnsin from Wikipedia.

 5月27日、三重県桑名市で住宅や倉庫など5棟が全焼する火災が発生した。翌28日、中日新聞をはじめ複数の新聞が、「○○さん方から出火」と報じた。ここまでなら、数あるニュースの一つだったのだが、Facebookにある書き込みが投稿がされた。

 書き込んだ女性は火元と報じられた家の長女。5月29日付で投稿され、火事の詳細がつづられている。住人は運よく無事だったのだが、愛犬3匹中2匹が亡くなり、生き残った1匹もやけどを負ったという。胸の痛い内容が続く後半、中日新聞の朝刊に関する内容となる。彼女の家から出火し、隣の家の倉庫も燃えた、と書かれたというのだ。実際は、裏の家の倉庫が火元で、彼女の家は延焼の被害に遭っていた。彼女の父は自営の建設業ということで、無責任な火元のような書かれ方をすると今後にも支障が出る。そこで彼女は中日新聞に連絡をして、訂正を求める。しかし謝罪はなく、「警察発表を記事にしただけ」との返答があったという。「誤報」ではなく「続報」という形で対応すると言われたそうだ。

 この投稿に心を痛めた人たちが、書き込みをシェアして拡散が始まる。あっという間に数万人が関心を寄せ、4日現在では約9万2,000件もシェアされている。朝日新聞はいち早く謝罪文と共に誤報とすると連絡したことも、中日新聞の対応に非難が殺到する要因となった。


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