ジャニオタの落書きも…! 靖国神社「みたままつり」に外国人たちが「ガッカリ」
7月13~16日に靖国神社で開催された「みたままつり」に外国人たちが落胆している。
「きれいだけどガイドブックに書いてあるのと違う」
美しい提灯が壁一面に並ぶ靖国神社の「みたままつり」は、外国人観光客からも「ランタン・フェスティバル」の名前で呼ばれ評判だったが、本年度から屋台の出店が消えた。例年、焼き鳥やベビーカステラ、お好み焼きなどが売られて賑わっていたが、今年は出店のほか、境内での酒宴、ドローンの使用、無許可での集会などが禁止となった。
これはケンカ騒動や女性への迷惑行為などが増えていたため、神社側が苦渋の決断をしたもの。この行事は1947年から日本古来の盆行事にちなんで始まったもので、毎年200店の屋台が出ることが風物詩となっていたが、神社側に取材すると「5年ほど前から騒ぐ若者グループが急増してトラブルが絶えなかった」という。
「青少年の飲酒なども防ぎたいですし、近隣からのクレームもあった」(同)
警備関係者によると、昨年はちょうちんなど設置物を壊す器物損壊やケンカなど11件のトラブルがあり、未成年者の飲酒による急性アルコール中毒もあった。これらのほかにも事件化しなかったものでも、ケンカや痴漢のほか「境内に落書きをした者もいた」という。
「その落書きが“NEWS”って書いてあって、何のことかと思ったらアイドルグループの名前なんだって」(同)
昨年、NEWSのメンバー、手越祐也が「みたままつり」に訪れているという目撃情報がリアルタイムでTwitter上に流れた。その直後、熱狂的な女性ファン4名が訪れたが、到着したときにはすでに手越の姿はなかった。現場でやけになった様子で飲み食いしているうちに、彼女らは件のイタズラ書きをしてしまったという。
「ただ、注意すると、みんな謝罪してその場で落書きを除去していったからよかった」と警備関係者。
「ただ、ほかにも酔って消火器を噴射したり、ちょうちんに火をつけようとした者がいたり、車道に出て暴れたり、歩道に座ったり、慰霊碑に空き缶投げつけたりとマナーの悪さが年々ひどくなっていて、我々警備も大変だったんですよ。自民党から出馬した女性の候補者がまつり客の前で演説をして、酔った人といざこざになったこともありました。今年は出店がないから純粋に景観を楽しむ人たちが集まり、例年に比べると落ち着いていましたね」(同)
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