日刊サイゾー トップ > 海外  > 韓国財閥2世たちの意外な職業
歌手・女優志望に、女性将校まで!

ただの金持ちボンボンだけじゃない!? 韓国財閥2世たちの意外な職業

jiminwb.jpg財閥一家初の女性将校、チェ・ミンジョン

 韓国では最近、銀の匙ならぬ「金の匙」という言葉がはやっている。財閥、資産家、芸能人の2~3世たちのことを「金の匙をくわえて生まれた」と表現しているのだ。大韓航空のナッツ・リターン事件、ロッテのお家騒動など、世間を騒がせたこれらの出来事の共通点も財閥2世、つまり「金の匙」によるものだが、彼らのほかにもたくさんの「金の匙」たちが韓国で注目を浴びている。

 最も話題になっているのは、韓国屈指の出版社グループ「民音社」代表の次女パク・ユンハ(17歳)。祖父は創業者で、父はその祖父から経営権を譲り受けたという典型的な「金の匙」だ。グループの年間売り上げは168億ウォン(約16億8,000万円)にも上る。ただ、次女という立場からか、まだ経営には興味がない様子。彼女は歌手を目指しており、テレビのオーディション番組『K-POPスター』に出演し、トップ6に残るほどの歌唱力を誇っている。番組内では、アイドルグループINFINITEのメンバーであるソンギュとデュエットを披露するなど、その才能を開花させている。こんな彼女に、祖父である民音社グループ創業者パ・メンホ氏は、「孫が私より有名になったので、これからは“ユンハのおじいちゃん”と名乗るようにします」と、かわいい孫の活躍を喜ぶコメントをしている。

 ミュージカル『風と共に去りぬ』のスカーレット役でデビューを飾ったハム・ヨンジ(23歳)もまた、「金の匙」のひとり。スカーレット役をめぐっては300倍もの競争率があったそうだが、それを勝ち抜いた彼女は、“韓国のキユーピー”ともいえる大手食品会社「オットゥギ」財閥の3世。14歳ですでに12億ウォン(約1億2,000万円)相当の株を所有し、昨年は“20代の株富豪ランキング”で19位にランクイン。また、彼女の経歴を知らなくても、その顔を知る人は多い。韓国で「オットゥギ」といえばインスタントカレーで有名なのだが、彼女はミュージカルデビュー後、自社のカレーCMにも出演したのだ。

 ちなみに彼女は、子どもの頃からミュージカル女優を目指しており、ニューヨーク大学芸術学部で演技を専攻。デビュー前はミュージカル俳優ブラッド・リトルが講師を務めるアカデミーで勉強もしたという。ミュージカルへの挑戦は、ただの趣味や暇つぶしではなさそうだ。

12
ページ上部へ戻る
トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真