日刊サイゾー トップ > その他 > ウーマン・ウェジー  > タブー連発の舞台に亀梨が…!

亀梨和也はよくやった! 差別用語&タブー連発の舞台演出がヤバすぎる!!

「演出もすごいんです。朝鮮人役のセリフはあからさまに濁音を発音しないというもの。たしかに、実際の韓国人は濁音を発音できないので、『ビール』を『ピール』と発声しますが、日本人がそういう口調をマネすると、『韓国人差別だ』とバッシングを受けます。また片足のない傷痍軍人役、乞食役には身長140cm以下の役者を使ったりしていますが、このあたりの劇中の役として登場するだけで、日本では “善意の抗議”が殺到することがあります。しかし、世界に目を向ければ、このような役はタブーでもなんでもなく、またあえて小人症の人が演じることもある。蜷川さんは作品の世界観を壊さないため、あえてタブーに挑戦したのではないでしょうか。さすがに世界基準の演出家ですね」(同)

 そのような極限の舞台でもし亀梨が“アイドル演技”をしていれば、舞台はぶち壊しになってしまっていた。しかし、さすがの蜷川演出とストイックで知られる亀梨。見事な演技で、業界の評価はうなぎのぼりだという。アイドルから俳優へと脱却するひとつの転機になるかもしれない。

最終更新:2015/08/20 09:15
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